5 嫁姑克服の鍵!その2:リフレーミング

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【思いの詰まった「みかてら」とは?】


セルフアップコーチ*の天砂美佳です。義両親との同居7300日を超え、コーチングや心理学、セラピー、カウンセリングを学んで嫁姑を克服した自分の経験を振り返り、「嫁塾」を始めることにしました!
☆嫁姑克服とは☆
私が同居を始めたころ目指していた目標を達成したことを指します!
・家族の絆があり
・夫と夫婦信頼しあい
・子供たちを理解し
・両親、義両親を理解し
・家族に理解され起業する
今、この5項目すべて達成して、起業しビジネスを少しずつ大きく広げていこうとしています。



そんなワタクシ美佳が「寺子屋」のような、先生と生徒がひざを突き合わせて、自由に話ができたり、自由に研究し、自由に討論出来るような、そんなイメージのこじんまりしたスクールが出来たら素敵だな、と思っていたことをWEBで形にしていきたいと思って、「美佳の寺子屋スクール」略して「みかてら」をスタートします。


よくいる「おせっかいなおばちゃん」がちょっと経験があるから「それはこうしたほうがいいんじゃない?」とか「それはこうするといいよ」みたいな世話焼きアドバイスのような感じ(笑)


なので、一度伝えてみたけど、やっぱり違うかも、と思ったらじゃんじゃん内容も変えて、公開しながらブラッシュアップしていく!


そんなWEBスクールです。スタートするけど、必要に応じて常に変化してよいものを追い求めたいです。


ご承知おきくださいませ!


【心理学の手法チラ見せ^^♪】

「嫁塾」恒例質問タイム~♪
嫌になった時、どうしてますか?


これ、前回もきいたような。。。?
でも、この「嫌になった時」の即座の対応というのは、後々まで心のしこりにならないためにも必要な作業だと思っています。

さて、前回の「アンカリング」はやってみましたか?また他の方法は何かあるか、考えてみましたか?同じ問題への解決策は1つではない、というところも嬉しいですよね。1つしかなかったらその方法が自分に合わなかったら、「問題解決不可!」ということになってしまいますものね!


コーチとしてクライアントさんにセッションをしている時、いろいろな事情を抱えていらっしゃるクライアントさん。また考え方や性格も異なっています。そんな時、1つしか解決方法がなかったら、、、、?

困りますよね~!?


だから、選択肢は多い方が自由度が高いと思うのです。その時に頼りになるのが心理学の手法。色々な方法があるのと、それを組み合わせて使ったりします。


私が主に学んでいるのはNLP (Neuro Linguistic Programming) という心理学。この心理学は前回もお伝えした通り1970年代にまとめられた比較的新しい心理学と言われています。何がすごいかというと、「脳の取扱説明書」と言われるように、論理的に頭で納得できますし、実生活でも即使える所だと思います。


【3つのフレーミング】

フレーミングというのは英語のFramingという単語から来ていて、フレーム(Frame)は「枠」という意味です。風景画等を書くとき、フレーム(枠)で風景を切り取ってそこだけ描くような「情景を切り取る」イメージです。
これをNLP的に使うと、実際の現象を「枠」で切り取って、部分加工を施すような作業をします。
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その1:リフレーミング

今回はこのリフレーミングを実際に使って、質問の答えを出してみましょう!実際の現象を「枠」できりとったら、あとからその現象について「意味づけ」をします。その現象を捉え直すという感じです。リフレーミング(Reframing)の「リ」は後から付け足すような意味がありますよね。


その2:デフレーミング

今回は特に使い方解説しませんが、フレーミングという概念では現象を枠で切り取りますが、このデフレーミングでは枠自体を外すという考え方です。デフレーミング(Deframing)の「デ」は外すとかなくすという言う意味です。


その3:プリフレーミング

今回は特に使い方解説をしませんが、プリフレーミングは現象を枠で切り取り、その現象に対し、事前に説明していくことによって、相手が安心したり、落ち着いて作業できたりします。たとえば、「修理に出した車のダッシュボードのところ、許容範囲の遊びがあって、ガタガタいうけれど、安全面には問題ないですよ!」と事前にいわれると安心して運転できたりします。

また、セミナーで司会者が「講師をご紹介します、この人は〇〇で、〇〇で、こんなにすごい人なんです!」といわれると、受講者は「そんなにすごい講師なんだ!」ということで、講師の話を聞きやすくなると言われたりします。プリフレーミング(Prefreming)の「プリ」は事前に、という意味があります。


【リフレーミングを使おう!】

私が最初にNLPを知った時、「リフレーミング」がお気に入りでした。というのは、とてもわかりやすいし、使いやすい。たとえば、「なにそれ?」と眉をひそめるような行動に対して、あとから納得できる説明付けをしておくことで、嫌な気持ちが残らない、というしろもの。


すごくないですか?


現象というのは、たとえば、「お母さんが、子供を叩いてしまった!」という場面があったとします。
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現象としては、「母親の虐待か!!」とも思える場面ですよね。


でも、捉え方によっては、「母親の言うことを何度も何度も嫌がる子供に母親がキレた!」とか。
または、「普段から母親の言うことを聞かず、母親の前で駄々をこねる子供に母親が怒った!」


現象がどんなことか、そこからどんな意味があるか、というのを後から考え、捉え直すという作業をすること。これって誰でもできると思いませんか?ただ、捉え直すだけです。他の考え方があるかもしれない!と思うと何通りもとらえる方法があると思うのです。


その中で、一番良い捉え方をとっていけばよいのです。もしかしたら先ほどの、母が子供を叩いたのは「虐待」かもしれません。虐待なら本人に聞いて対処すべきですが、ただ、現象を捉え直すということをするだけで、気持ち自体は収まり静まります。まずはニュートラルな感情に戻すことが一番大切だと思いますよ~。


【私の場合~♪】

たとえば、義理の母が認知症で「嫁が盗った」といって叩いてきたらどうとらえたらいいでしょう?
これは私がこのリフレーミングという手法を知ってからずっとやっていることです。

☆こんなことがありました☆
ある夜、子供を寝かしつけてほっとしていたら、義母が「茶筒がないんだけど!」と私が居るリビングにきて、静かに座っていた私に殴りかかってきた。
「またか」と思いつつ、「どんな茶筒ですか?」と聞く
義母が茶筒を説明するのですが、おそらく義姉にあげたかその経緯を忘れたか。「私は持っていないけれど、ここに茶筒を入れてあるから、探してください。あと、気になるならどこでも探してみていいですよ。という。
「ありましたか?」というと「ないからいい」というような捨て台詞をはいていってしまった。
残された私は怒り心頭。。。(爆)


こういうようなことがあっても、認知症の母を治療し、元の状態に戻すことは不可能。それは仕方がないことです。しかもその時はまだ「認知症」を疑っていたのは私だけで、夫も「認知症だとしても、病院に引きずっていくことはできないから」という返答。なので、この認知症の認識すら無理です。


腹が立ちますよね~!
自分ばかり悪い立場に立たされて立つ瀬がないですよね~!


でも、そういう時にリフレーミングで捉え方を変えます。捉え方なんて自分の都合よくとらえ直すことさえできれば、それでいいのです!しこりが残らないならそれが一番!

☆実際の現象☆
「茶筒がない」事に気づいた義母が私のいるリビングでお目当ての茶筒を探したが、無かったことで、戻っていった。

☆リフレーミング例☆
要するにこういうことなので、「勘違い」であり、叩いたことも「焦り」であり、「モノがなくなることが多すぎて不安感にさいなまされている」という気の毒な状態である、と認識する。

あとは、「嫁が盗った」といくら言われても、実際はとっていないし、勝手に義母が「嫁が盗った」と思い込んでいるだけだから、冷たいようだけど、義母は認知症も含め、自分の責任は自分でとるもの。そこは分けて考えましょう!嫁は義母に理解してもらうことは1ミリも必要なく、嫁は嫁自身の人生の責任をとればよい、と再認識しましょう!


ここまで捉えなおせたら1000点満点じゃないかと思います!実際、慣れていないと、捉え方も何通りも出てこないものです。無理なく楽しんめる程度にやってみてもらえると嬉しいです。

ちなみに、私は何度か義母に叩かれたけど、一回も叩き返しませんでした。これも決めておくといいと思います。あとから「良かった」って思えると思います!決めないとできないからね。


【今回のまとめ♪】

最初の質問。
嫌になった時、どうしてますか?
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前回は紐づけた感情を瞬時に再現することで、「嫌な感情の除去」ということを「アンカリング」の手法でやってみましたが、今回は「その現象をとらえ直す」という「リフレーミング」の手法をご紹介しました。


現象自体はニュートラルです。ポジティブでもネガティブでもないのですが、受け取る人、それを見た人、当事者がどう感じるか、どうとらえるかが問題になります。


その「意味づけ」は後からでも付け加えることができるし、むしろ後から意味づけしたほうが、ニュートラルに「なぜそうなったのか?」という理由をニュートラルに付け加えられます。その時、感情的になっていて、自分の立場からしか見えなかったものが、相手の立場から見てみることで、「もしかしたらこういう思いだったのかな?」ということもでてきます。


このリフレーミングをするようになって、私もすごく楽になった覚えがあり、義母のこと、子供のこと、ママ友のこと、みんなリフレーミングしまくっていた時期がありました(笑)


どんな人生を生きるも自分次第。それなら責任とって良い人生に変えちゃいましょうよ~♪嫁が変わると、子供も、夫も変わっていきます。それは私が日々、目の当たりにしていますよ^^♪


私の経験やコーチングのクライアント様とのやり取りの中でお伝え出来る事があると思っています。実際にコーチングだといろいろお話ししないと💦と思ったりしていませんか?こちらは文字だけでのやり取りで完結できるようにしました^^♪
良かったら見てみて下さいね♪

【嫁姑特化♪】



【恋愛と嫁姑♪】




*セルフアップコーチについて補足説明させてください♥


コーチについて:コーチというのは、もともとcoachという英語から来ています。coachという英語は駅馬車に象徴されるように、「同じところを繰り返し通る」というような意味があります。バッグのブランドの名前にもなっていますね。


そしてスポーツのアスリートたちがコーチをつけるのは、望む姿に導いてもらう、繰り返しの反復練習を指示するようなイメージがありますよね。現在の日本では私のような精神面のコーチをするいわゆるメンタルコーチは浸透しつつあるところですが、コーチがクライアント様とセッションする「コーチング」でクライアント様のなりたい姿を明快にイメージし、そこまで伴走して導いていく、そんな活動をさせていただいています。


私は、コーチングのセッションで、クライアント様が「なりたい姿」をはっきりイメージし、今のご自分からそのなりたい姿に変化し成長することをお手伝いする「セルフアップコーチ」と名乗っています♪


私がコーチングに出会った経緯はこちら↓↓に詳しく書いてあります!


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