先日、韓国人の音楽家が日本でセクハラを受けて問題になっているニュースを見ました。
この問題はハラスメント問題で、この方の服装などが問題視されていました。
この方は被害者なのですが、今回は、加害者側に焦点を当てて、アメリカで暴力問題に対して行われたプログラム研究をもとに少し考えていきます。
アメリカで「ビカミング・ア・マン(BAM)」というプログラムが行われています。
このプログラムには、10代の少年で学校を卒業できない子供や刑事事件に巻き込まれる可能性が高い子供が集められます。
このプログラムの目的は、グループでの話し合いやロールプレイングを通して、参加者が感情のコントロールをするための方法を身に着けていくことを学んでいくプログラムです。
このプログラムの参加者は、暴力犯罪による逮捕率が下がります。
また、学校の卒業率もアップしています。
これに加えて、他にも結果を出しているプログラムがあるのですが、共通点になっているのは、"人間関係"と"学習指導"です。
それは、先生が生徒を信頼していたり、グループ内で問題を解決していくこと、参加者が自分の課題を考えていくことなど、様々なアイデアから成り立っています。
このように、問題を起こす子どもたちもプログラムを通して、成長していくことが可能であることが証明されています。