昨日、出張から帰ってきました。
真珠フェアーの展示会でした。
今回のお客様は振袖をお買い上げ、もしくはレンタルしていただいたお客様へのおすすめアイテムとして花珠真珠などをお勧めさせていただきました。
年々、思うんですが・・・
真珠の連ネックレスに必要性を感じない親御さんが増えています。
親御さん自体、真珠の連ネックレスをお持ちでない。。。
地域柄も有るのかもしれませんが・・・
接客していても、全然お勧めしたいとも思えない。。。
親御さんが無知だから子供さんも無知なのは仕方ない。
興味のない人に真珠の連ネックレスを勧める。。。
あなたが販売員ならどうしますか?
諦めますか?
私なら、1人1人必要性の説明をコツコツ根気よく、すべてのお客様に説明していきます。
諦めた方が良いお客様も居ます。
なかなか頑固だったりとか、経済的な面など、ご家庭の事情などがあるお客様もいます。
しかし、それも話してみないと分からない部分ですので、やはり、販売員である以上、お客様にお勧めすることは避けられません。
小売店様からご質問がありました。
Q.「説明をすべてのお客様にするには人も時間もこのキャパでは間に合わないのではないですか?」
「お値打ち商品のみお勧めして、買い上げ率を上げるべきでは!」
A.無知なお客様にお値打ち商品かどうかも理解できていません。
真珠の連ネックレスの必要性。利用方法。利用価値。使用することでどのような効果が見込めるか等々、ある程度の世間体などをお客様にお勉強していただく必要があります。
【ここでロープレをやり続けた成果が発揮できます。】
花珠の説明や比較対象物の説明。
これらは、1人1人に同じ説明を何度も何度も繰り返しするのは根気がいります。
そんな時、嫌々やっていたロープレが効果を発揮します。
同じ説明をするにも、お客様に合わせて話を進めていかなくてはなりません。
接客の柱がブレずにしっかり話ができるのです。
そして、鍛錬されているので、自分に忍耐力が付いていて、
同じ話を飽きずにいつもお客様の前でフレッシュな話として説明ができるのです。
しんどくなってきて、説明を疎かにしたり、
このお客様には、この程度の商品を勧めておけば良いだろうと、
お客様の事を知らずに勧めてしまうと、
こんな怖いことも想像ができます。
一生懸命お値打ち商品だけ説明し、お客様に納得いただいてお買い求めいただき、お客様としては、良いものを安くで購入したと思い、自信を持って真珠の連のネックレスを着けてお出かけになりました。
お出かけ先で他の方の真珠ネックレスを見ると、自分の着けているネックレスが貧弱で恥をかいた。
これが一番良いと聞いてお店や、販売員を信用して購入したのに、こんなに恥をかくとは思わなかった。
なぜ、相場を教えてくれなかったのか。
最低でも相場はクリアした真珠のネックレスを購入したかった。
もうあの店では買わない。
と、いうことが有ります。
結論、真珠のネックレスのピンキリのお話もサラリとしておくことも重要なのです。
販売員の質も、日々鍛錬されているかサボっているかで、お店の品位も左右されるという事です。
経営者の皆様、御社の品位を育てるのは、社員、販売員の接客にかかっています。
社員は会社の資本です。
ここにつながってきます。
今すぐ社員教育に重点を置きましょう。
今すぐ切り替えて考え方を改めてみましょう。