第138話「人生の調和を欠いた生き方」

記事
コラム
・わたしが他者にのなにをしているか

・生き方まで変えるには、生きた年数の半年かかる

哲人

「世の中は善人ばかりではありません。



対人関係のなかで



不愉快な思いにさらされることは、



多々あるでしょう。



しかし、



このとき間違っていけないのは、



いずれの場合も攻撃してくる



『その人』に問題があるだけであって、



決してみんなが悪いわけではない、



という事実です。



神経症的なライフスタイルを持った人は、



なにかと



みんな、いつも、すべて



といった言葉を使います。



みんな自分を嫌っているとか



いつも自分だけが損をするとか



すべて間違っているというように。



もし、あなたがこれら一般化の言葉を



口癖としているようなら、



注意が必要です。」



青年

「まあ、思い当たるところはあります。」



哲人 

「アドラー心理学では、



こうした生き方のことを



人生の調和を欠いた生き方だ、


と考えます。



物事の一部分だけを見て、



全体を判断する生き方です。」



青年

「人生の調和?」

哲人

「ユダヤ教の教えに、



こんな話があります。



『10人の人がいるとしたら、



そのうち1人はどんなことがあっても



あなたを批判する。



あなたを嫌ってくるし、



こちらもその人のことを好きになれない。



そして10人のうち、2人は



お互いにすべてを受け入れ合える



親友になれる。



残りの7人は、



どちらでもない人々だ』と。



このとき、



あなたを嫌う1人に注目するのか。



それともあなたのことが



大好きな2人にフォーカスをあてるのか。



あるいは、その他大勢である



7人に注目するのか。



人生の調和を欠いた人は、



嫌いな1人だけを見て、



世界を判断しています。」



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何にフォーカスするのか。



それだけで人生は大きく変わる。



できたことにフォーカスするのか



できなかったことにフォーカスするのか



そして、



不思議なことに



フォーカスした方が伸びる。



できたことにフォーカスした人は  



よりできるようになって、



できなかったことにフォーカスした人は



よりできなくなっていく。



あなたは、どちらにフォーカスしますか?



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