第134話「幸福とはなにか?」

記事
コラム
・横の関係を築く

・ライフスタイルの大転換

哲人

「自意識がブレーキをかけ、



無邪気に振る舞うことができない、という話。



これは多くの人が実感している悩みかもしれません。



ひとりであれば、



誰もが王のように振る舞える。



要するにこれも、



対人関係の文脈で考えるべき問題なのです。



『無邪気な自分』がいないのではなく、



ただ人前でそれができないというだけのこと」



青年

「では、どうしたらいいのです?」



哲人

「やはり、共同体感覚です。



具体的には、



自己への執着を



他者への関心に切り替え、



共同体感覚を持てるようになること。



そこで必要になるのが、



自己受容・他者信頼・他者貢献の3つになります。


まずは、



自己受容から説明しましょう。



最初の夜、



わたしはアドラーの



『大切なものはなにが与えられているかではなく、


与えられたものをどう使うかである』


という言葉を紹介しました。



覚えていますか?」



青年

「もちろんです。」



哲人

「自己肯定とは、できもしないのに



『わたしはできる』『わたしは強い』と



自らに暗示をかけることです。



これは優越コンプレックスにも



結びつく発想であり、



自らに嘘をつく生き方であるともいえます。



一方の自己受容とは、



仮にできないのだとしたら、



そのできない自分をありのままに受け入れ、



できるようになるべく、



前に進んでいくことです。



自らに嘘をつくものではありません。」



青年

「ううむ、ポジティブなようにも聞こえるし、



どこかネガティヴな響きも持った話ですね。



哲人

「そこでわたしは、



『肯定的なあきらめ』という言葉を使っています。



課題の分離もそうですが、



『変えられるもの』と『変えられないもの』を


見極めるのです。」


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変えられないものを



ずっと悩んでいる人が多い。



自分が変えられることに



フォーカスするだけで



ほとんどの問題は解決する。



あなたの悩みは、


変えられもの?変えられないもの?



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