生きる事に 疲れる事

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コラム
常に暗い顔をしていて 聞こえるようにため息を吐く。

かまってちゃんと 呼ばれるこの症状は
満たされない心の 訴えである事が ほとんどなのですが
自分の 悲惨さ 惨めさを訴える事には 必死になる事も多く
全ての人を敵視し 人を愛せない状況です
この方は どのような 心理なのでしょうか。
身体は 元気に見える方が多いのも このタイプで
幼少期から ひも解いていくと 感謝されたい要求が強かった事が
多いことにたどり着く事が多くあります。
感謝されたい要求が強い方は 当然 お節介となります。
そして その見返りを求めます。
この見返りは 幼少期は満たされるのですが 成長するにつれ
思っていたものでは なくなり 満たされなくなってきます。
親にもこの傾向がある事が多いということもあり そうなると
親子の役割が逆転する状況となります。
料理が出てくれば おいしいと 言わなければ お母さんが不機嫌になる。
だから 美味しい顔をしなければならない。
おやつを出されれば 喜んで食べなければならない。
このような 環境で育った子供は 同じ事を 他人に求めます。
そして 親の顔色見て 自分の意思を言えずに育った子供は
コミュニケーションもうまく取れない事が多くなります。
子供は 常に親の機嫌をとっているのは 親に無言で責められているのです。
なのに 周りは 自分の要求を満たしてくれません。
その気持ちは どんどん 憎しみに変わっていきます。
常に 自分の要求は満たされずに 人の要求に怯えて育ってしまった子供は
誰かから 責められている状況で育つ事となり この かまってちゃんに
なる傾向も 多くあるのです。
この憎しみが 限界点を超えると 吐き出し方も分からないまま 鬱状態となり 
常に暗い顔をしていて 聞こえるようにため息を吐く。
事に 繋がってしまいます。
幼少期からの自分を認めて欲しいという気持ちがお節介となっているとしたら
この認めてもらえない憎しみを 惨めな自分として表現するのですが
本人は ほとんど無意識となります。
フロイトは何かを失っている状況で、何を失っているのかを本人が自覚できない場合は
抑うつ状態になると言っています。
他には 自分が不幸になる事で 誰かを責めているという事もあります。
自分が幸せになれば 自分を苦しめた その人を肯定する事になる。
だから 自分は 不幸のドン底にいなければならない。 
このような 思いにさいなまれる事もあります。

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