一隅を照らす

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コラム
病気の事や障害の事に触れていますが
私は 医療の人間ではありません。
自立支援の立場から その病気と向き合う中で
医師の意見も取り入れながら 感じた事を書いています。
依存症とは
あるものの 使用の抑制ができなくなる。使用を中止すると、
精神的離脱症状として強い不快感を持ち、該当物質を探すなどの行動がみられる。
とあります。
依存については 共依存などでも 話してきましたが
引きこもりという 問題にとっては 切りたくても切れない
とても 大きな影響があり ほぼ全ての事に 少なからず影響を与えていると言っても
過言ではないと思っています。
親が依存性がある子供も依存性をもってしまう。
これは 遺伝なのか 育て方なのか 両方なのかは分かりませんが
実質 多く感じます。
孤独から 依存性をもつ事もあるのですが
周りから避けられるようになり 
社会的にも孤立していく事も少なくありません。
そして 依存先が安易に変わる事があるのも特徴です。
禁煙をした人が太るのも 食に依存先を変えただけで
口が寂しくなるのも 依存の症状の1つであるという事だそうです。
これがなければ眠れない。何かを辞めさせようとすると機嫌が悪くなる。
何をするにも人を頼る。思いこみが激しい。傾向は読み取れます。
深刻になる前に 錯覚に気付く事からです。
『Aさんがいないと 私は生きていけない。』
それは 視野が狭くなっている証拠です。客観的に 広い視野でみる事を意識します。
Aさんもだけど Bさんでも 自分をわかってもらえると わかると
このAさんへの依存は少なくなり 新たにCさんを作ることも
できて 1人への依存性は少なくなります。
1人への依存が薄まれば 心が緩まります。
ゲームも 頭のいい人が 子供を依存させる為に考え抜かれたものですので
子供が依存して当たり前の世界ですが
いかに ゲーム以外の楽しみを めんどくさがらずに作ってあげられるのか が 
親に与えられた 使命でもあります。
子供は 親が 見てくれている事 褒めてくれた事を頑張ります。
同じように習い事をさせても 親が見学し応援のできるものと 出来ないものでは
モチベーションが変わります。
依存が全て悪い訳ではありません。
依存は 全ての方に 多少はあるものなので
それが 生活に支障をきたさないようにする事が大切です。
これがなくては
この人がいなければ
これを 広げていく事が大切です。
視野を広め 考え方を緩める事が 必要です
ネガティブな考え方は人に依存してしまいます。
言霊という考え方ですが
私が唱えているのは ポジティブな考えだけではありません。
緩める事と 受け入れる事です。
自分の欠点も 困り感も 自分そのものです。
どんなに 足りないものがあっても どんなに不完全でも
今 あるものに感謝し あるものの中で いかに楽しめるのか。
唯一無二の自分自身を 自分自身が責めていたら
心の居場所なんてなくなります。
自分の中に居場所がないから 他に求め そこに依存する事となります
私の尊敬する方が 教えてくれた 詩があります。
『 私の願い
一隅を照らす者で 私はありたい 私の受け持つ一隅が どんなに小さいみじめなはかないものであっても 悪びれず ひるまず いつもほのかに 照らして行きたい』
何のために 生まれたとか
何のために生きているとか そんな事に 囚われずに。
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