スウェーデン式 Happyな会社作りマニュアル⑦オフサイトミーティングを活用する

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ビジネス・マーケティング
経営者の皆様、おはようございます!今回は、今までの①-⑥まとめと振り返りをしてみましょう。

 良い会社は、①方向性の明確化、「経営理念」を理解する。②経営理念を具体的に実行するために、「行動指針」を理解する。そのためには、③良い企業文化 が必要ですので、チームビルディングを行います。

 チームビルディングをするにあたり、自己紹介をお互いしあう事で、お互いを理解し、話しやすく受け入れやすくします。自己紹介のためには、先ず自分自身を知るために、また人の行動パターンを知るために、DiSC分析やエニアグラムを使い、ひと を理解していきます。

 そして、今日お伝えしたいのは、企業文化を作るチームビルディングは、是非「オフサイトミーティング」にして頂きたい! という事です。

 外資の会社では、自然豊かな環境の良い場所で、チームビルディングを定期的に行います。例えば、箱根の小さめの高級ホテルにとまり、自然に囲まれた会議棟で、一泊二日のチームビルディングを行います。

 会社の外の打ち合わせですので、「オフサイトミーティング」と呼ばれます。

 オフサイトミーティングでは、本社からチームビルディングのスペシャリストを呼び、先ずは、会議のルールを決め(他の人を絶対に避難しない・最後まで話を聞くなど)、今更ながら自己紹介などを行い、その時のトピックについてワークショップなどを行います。

 例えば、ワークショップでは、チーム間のいざこざを減らすため、各部署のロール(役割)を見直し、きちんと決める! とした時は、途中にお互いを理解するのは難しい事を認識する為、「ジョハリの窓ゲーム」を行ったこともありました。

 子供がするようなゲームですが、そのようなゲームを真剣に行う事により、自分が知っている・見えている事と、他の人が知っている・見えている事は同じものを見てても全く理解が違い、説明の仕方や考え方も違い、そのすり合わせをするためにはコミュニケーションが重要なんだな、または人の意見を理解しようとする気持ちが大切だな と思います。

 役割をいくら決めても、他の人の立場に立った見方、考え方、聴き方ができていないと、意味が無い という事を理解し、役割さえ決めれば事が解決するという事に一石を投じる事が出来ます。

 ジョハリの窓 という話を聞くだけと実際体験するのは大違いですね!高級ホテルに泊まってする事か???と思うかもしれませんが、そのような空間で同じ場所で同じ時間、同じ体験をすることにより、チームの信頼関係は大きく変わります。

 ということで、旅行に行けるようになりましたら、是非みなさんも、オフサイトミーティングを行ってみてください。

 スウェーデンの人たちの特徴だとおもいますが、そのようなワークショップの時には、先ほども書きましたが、「会議のルール」を先ず決めます。みんなで出し合います。どうやらこれは小さい時から学校でやっているようで、ルールは押し付けられるものでは無く、自分たちで決めるという文化があるようです。 

 いつも、「人の話は否定しない」「最後まで話を聞く」「理解するように最大限努力する」「思ったことはきちんという」など決まり文句ですが、それを書き出してポストイットに書いて、”ルール”として貼りだすことにより、安心感を持つ事が出来ます。

 信頼感と共に、安全なスペースであると感じ、より自由で積極的な発言ができます。とても良いと思いますので、みなさまも是非お試しください!

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。良い一日をお過ごしください。
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