経営者の皆様、おはようございます!
お客様でも社員でも、相手を説得させるための方法として、一番大切な事は、私は説得するための理論や内容ではないと思います。
それはズバリ、相手の話をまず聞き、理解する事だと思います。
お互いが相手の主張を聞く事をしないときは、どちらが強いか?のパワーゲームになってしまう事もあり、内容よりも立場の戦いになってしまいます。
そうならないように、先ずは説得したい内容について、話を聞きます。傾聴し、なぜそう思うのか、そう判断する理由の背景を聞き出します。
全部話し終わったところで、こちらが理解したという事を伝えると、相手はやっとこちらの意見を聞く準備ができます。
ひとは、話を聞いてくれるだけで信頼を高めます。オレオレ詐欺は、普段なかなか話を聞いてくれる相手がいない、おじいさんおばあさんの話をじっくり聞き、同情してくれている と思わせる事で、信頼を作り、だましに入ります。
ひとの話を聞く、傾聴をするということは、相手に関係なくある程度の信用をつくれるものだと思います。それを繰り返すことで信頼関係が構築できるものだと思います。
仕事のできる人は理論やメリットをプレゼンできっちり用意し、突っ込まれないよう押し通す事を進める方も多いですが、わいがやを開き、そこで意見を聞きながら自分が説得したい方向に誘導するという方法のほうが、相手の同調を得る事も出来、やらされ感も少ないと感じます。
時間はかかりますが、先ずは話を聞く事、傾聴することで、話を聞いてもらえる状況を作り出すことが、説得の近道と考えますが、皆様いかがでしょう?
今日も良い一日をお過ごしください!(Smile!)