寒暖差疲労

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寒暖差疲労は、本格的に冷え込む冬に起こりやすくなります。なぜかというと、一日の最低・最高気温の差が大きくなるため。また、暖房機器を使用することで室内外の気温差も広がるので、さらに体が寒暖差のある環境に置かれることになることも原因です。

こうした寒暖差の激しい環境で過ごしていると、私たちの体は気温差に対応しようと何度も熱を作ったり逃がしたりして、必要以上にエネルギーを消費します。その結果、寒暖差疲労が蓄積し、自律神経も乱れて、自分が意識している以上に体が冷えやすくなってしまうのです。

最近は、空調が完備された環境が増えていることもあり、寒暖差への耐性が弱い人が多い傾向があるといわれています。

寒暖差疲労によって、体は冷えの症状が進行しやすくなります。さらに、次のような体の不調も、寒暖差疲労が原因となって引き起こされるリスクがあります。
 ●肩こり
 ●めまい
 ●顔のほてり
 ●食欲不振
寒暖差によって疲労が溜まると、さまざまな体調不良を連鎖的に引き起こすリスクが高くなります。そのため、寒暖差を感じやすいシーズンに入る前に、対策を意識することが大切です。

事例:低温環境の食品製造ラインがある会社では夏場にこの寒暖差疲労を起こす人が多いです。例えば外は30度超え、職場は13度で管理されていると屋外と屋内の寒暖差が大きくなり、差の少ない冬よりも夏の方が体温調節が難しいのです。


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