熱中症は8月、真夏の炎天下で発症するイメージがありますが、実は梅雨が始まりしつどが高く蒸し暑い6月や、梅雨が明けて本格的に暑くなり始めの7月など、まだ暑さに体が慣れていない頃にもなりやすいといわれています。
熱中症の危険度を判断する数値として環境省が情報提供している「暑さ指数」は、「湿度」「輻射熱」「気温」からなる指標です。
計算時の比率は、屋外の場合は湿度「7」:輻射熱「2」:気温「1」、屋内の場合はしつど「7」:輻射熱「3」となります。
屋内外ともに湿度が暑さ指数の7割を占めていることから分かる通り、しつどが高い時ほど熱中症には注意が必要です。