コーチング&ヒューニングの話・上

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この夏に学んで良かったなと思うことはコーチングの深みが増したことがあります。

コーチングそのものは二十年前に出会っていて、独学で学んだことは仕事なんかでも活かしてはいました。しかしコーチングで“気づき”があっても、実際に行動をお越してもらえるケースばかりではなく、自分の期待値を上回るような感覚はありませんでした。

私自身なんかはその典型なのですが、いざ行動しようとしてもなんやかんや言い訳をつけて実行しなかったりするわけです。「やらない理由」を考えることはとても楽です。本能は安定した状態に留まることを好みますから、やらない選択をしようとするのが自然なのです。

従って「やりたい」と思うようにモチベートすることまでをコーチングで目指すべきなのですが、この方法に気づける人は意外と少ないもの。そして気づいたとしてもそれが「やりたい」ではなく「やるべき」という認識であるうちは工程に移し難かったり、行動したとしても継続し難かったりするわけです。

私達の行動は潜在意識に支配されていると言っても過言ではありません。ですからこの潜在意識を変えない限り、行動パターンを変えることも難しいということになります。

じゃあどうやるのか?会社組織では「もっと意識して行動しろ!」「意識を変えてください。」とか言って意識改革を指示します。私もそんなようなことを指示した経験は数多くあります。

でもこの方法で変えられるのは多くの場合は顕在意識まで。私達の行動パターンを支配する潜在意識を顕在意識で変えようとすることは不可能ではありませんが、かなりの時間と労力を必要とします。

そうすると変化や成長の実感を得られにくいということになります。コーチの役割には本人には気づきにくい微妙な変化を捉えて本人に伝え、自己改革に伴走することがあります。それでも変化や成長がゆっくりで少しずつであると、払っているフィーに見合わないと感じて止めてしまうことになります。

ですから私が身につけているコーチング&ヒューニングのヒューニングが必要になるわけです。

(来週に続きます)
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