バックトラッキング3

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ビジネス・マーケティング
例えば先に例示した「私、この前財布を落としちゃったんだ。」を使って考えてみましょう。ちょっとセリフが短いので、少し広げて考えます。

「私、この前ショッピングモールに家族で買い物に行ったんだ。それでとっても素敵な服があったからすぐに買うことにして、レジまで行ったら財布が無くってびっくり。鞄やポケットを探したけど見つからなくて、店員さんに平謝り。慌ててサービスカウンターに行ったら届いていたから良かった。でも本当に恥ずかしかったよ。」
という話だとしましょう。

皆さんならどんなふうバックトラッキングをしますか?

ポイントは①キーワード、②感情、をオウム返しして、反対に「マイナス言葉はオウム返しをしない」でしたね。

例えば一つ目のキーワードがショッピングモールだとすれば、
「へえ、ショッピングモール。いいね!」と楽しいことに共感するワードも入れて相槌を入れます。

次に財布が無いことですね。
「え、財布が?大変!」と財布が無いことを大変だと共感する相槌を入れます。

最後はちゃんと財布が届いていて良かったということです。
「届いていて良かったね!」

「本当に恥ずかしかった」というところは、相手がそこで笑いを取りたがっていれば盛大に拾ってあげればよいですし、本当に恥ずかしがっているのであればマイナス言葉の繰り返しにならないようにスルーしてあげるのが正解です。
それではバックトラッキングも演習をしましょう。

2人1組(または3人1組)になります。

テーマは先ほどと同じ、「先週末にやったこと」または「今週末や次の連休にやりたいこと」とします。話す内容は先ほどと同じでも良いですし、少し変えても良いです。

聞き手側はバックトラッキングを意識して話を聞きましょう。
これも演習時間は3分程度でやってみましょう。

それではやってみましょう。どうぞ!


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