バックトラッキング2

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ビジネス・マーケティング
バックトラッキングは便利であるとはいえ、相手のセリフをそのまま繰り返し続けるのはちょっと大変です。何より相手にしてみれば喋っていることをまるごとリピートされるとしつこい印象位なりますし、真剣に話を聞いているのかどうか怪しく感じてしまいます。

そこでポイントを絞ってオウム返しをしてあげましょう。意識したいことは2つです。

①相手の話の中のキーワードをオウム返し
②相手の感情をオウム返し
ポイントを絞ることで相手の話したこと丸ごとリピートのような安直なものにならず、ポイントを聞き分けることでなおかつ相手に「聞いているよ」「共感しているよ」ということを伝えやすくなります。
注意して欲しいこともあります。マイナス言葉を繰り返すと、悪いイメージが強調されてしまいます。例えば「もう死にたい…。」に「死にたいんだね。」と重ねるのはNGです。
そのような時には良い意味の言葉に置き換えたり、話の矛先を変えてあげましょう。

例えばこの場合、「そう感じているのですね。」と、“死”やそれを連想させる言葉は使わず、相手の感情を受け止めます。

「そんな風に言わないで!」と言いたくなりますが、これは相手の感情を否定していると受け取られる可能性もありますから慎重さが必要です。更に相談に乗っていく場合には“死”を繰り返さずに「もう少し話を聞かせてくれる?」などと切り返しながら話を続けましょう。


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