新人育成記録3

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ビジネス・マーケティング
(先週日曜日の続きです)

その会話をしたのは忙しかった一日が終わり、残業時間も1時間ほどが過ぎたところで疲れも見えていた時間帯でした。しかし話をしている間に表情に再びエネルギーが漲り、「今日はもう2時間くらい頑張っても良いですか?』なんて言い出しました。早く帰って成長が実感できたことをご両親に伝えて喜んでもらいなさいなどと諭して帰らせました。

パダワンの帰宅後に一人残ってしみじみと感じたのですが、こうした承認がパダワンの自己有用感を満たし、視座をまた一段高いところへと導いたことは間違いありません。その日の業務日報にはこんなことが書かれていました。

「今日お話いただいたことで、(入社時研修の時に教えてもらった)自己有用感を満たすことの意味がよく分かりました。私も周りの人の自己有用感を広げていけるようになりたいです。」

入社時に播いた種が芽吹きました。伏線回収!これで良いのです。

(来週の日曜日へ続く)

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