新人教育トレーナー研修044

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B.性別による差 性別が違えば感性が違う。

デリケートなテーマですがとても大切なことですのでもう少し整理しておきます。男だ女だと言いますが、より正確に理解するには男性脳と女性脳として整理する方が良いと思います。女性脳を持った男性もいるし男性脳を持った女性もいます。この観点から一般的な傾向を見て行きましょう。

1つめ 男性は仕事を優先しますが、女性は生活を優先します。この差については最近は差が小さくなってきているようですが、先ほど見たように男性は村を出て狩り、女性は村に残って共同生活を支えてきたという歴史の中でこのような傾向ができてきたと考えられます。

2つめ 男性は部分評価で女性は総合評価です。
恋愛においては男性は顔さえよければOKとか、肌がきれいならOKとかで評価します。女性は全体的に見ますので、他が良くてもどこか一つでも許せない部分があればNG評価をする傾向があります。これは特に恋愛観で言われることですが、人と人の相性という意味では仕事でも共通する部分があります。

3つめ 男性はテンションが一気に急騰するのに対し、女性はじわじわと上がってきます。一目ぼれ率は男性の方が高いと言われます。子孫を残すため、女性は相手を慎重に見極める必要があるため時間をかけて査定をするというわけです。新しい企画で男性が勝手に盛り上がっているのを女性が冷めた目で見ているなんてこともまあまあある話です。不満についても女性はじわじわ溜め込んで、表に出た時には取り返しのつかないところまで進行してしまっていることもあります。

4つめ 男性は行動での評価を重視し、女性は言葉での評価を重視します。「ねえ、私のこと好き?」って女性に聞かれても素直に言葉人出せない男性は結構います。仕事においても感謝だったりできたことへの承認を言葉で伝えるかどうかで相手の受け取り方が変わります。

5つめ 男性は結果での評価を重視し、女性は過程の評価を重視します。仕事においても男性のコミュニケーションは結果の報告だけになりがちですが、これでは女性は満足しません。そうしてそのようになったのか、家庭を丁寧に説明する方が良いです。

この他、男性脳は自力で解決することを好み、女性脳は相談しながら解決することを好む傾向もあります。男性脳が業務連絡だけで済ませられることでも女性脳はそこに会話対話がなければ物足りなさを感じることもあります。また男性脳はうまくいっている時に話したがり、女性脳はうまくいっていない時に話をしたがる傾向もあります。

これらはどちらかが優れているという話ではありません。男性脳の人は女性脳の特性を、女性脳の人は男性脳の特性を互いに理解してコミュニケーションを取っていくことがポイントです。

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