悩みの数の減らし方

記事
コラム
「保健室まるみ」(保健師)です。
ココナラで電話相談をやってる
ざます。


あなたは今
いくつ悩みがありますか?


私の所に相談に来て下さる方は
大抵いくつも悩みをお持ちです。


以前相談された
20歳くらいの女性。


彼女は仕事中に2回程
過呼吸発作を起こして、
会社の医務室へ来ることがありました。


過呼吸発作とは、
呼吸が異常に荒くなる発作で、
精神的不安や緊張、恐怖などが
原因であることが多いものです。


私が「何かストレスがある?」
と聞くと、
彼女はコクリとうなづき
「いっぱい」と言いました。


私が「今度あなたの悩みを全部
紙に書いて来てくれる?
とお願いすると、後日彼女は
20個くらい書いて持って来て
くれました。


確かに彼女は家族の問題で色々と
辛い状況にあり、
20歳の女の子にとってそれは重く、
不安な毎日だろうなぁ
と感じました。


私は彼女とその悩みの紙を見て、
似たような悩み、
関連している悩みを
グループにまとめていく
作業をしました。


「言い方が違うだけで、
コレとコレは、同じことを
言っているね」
という項目もありました。


すると最終的に、
彼女の悩みは大きく2グループに
まとまりました。


「あなたの悩みは大きく2つだね」
と私が言うと
彼女は驚いた顔で
「そうなんだ」と言いました。


悩んでいる時は誰でも
沢山の悩みに押しつぶされそうで、
一体どこから手を付けて良いか
わからず、
こんなに沢山の問題は、
とても自分には手に負えないと
怖くなるものだと思います。


しかしこうしてまとめると、
大体1~3個くらいになります。
それなら押しつぶされずに
悩めそうじゃないですか?


そして私は
「2つ同時に取り組むことは
難しいから、1つずつね。
どれからにする?」
と問いかけました。


彼女は、
しっかりと自分で解決策を
考え出しました。


第三者と一緒に
悩みを整理整頓すると、
(自分1人で整理するのは
難しいと思います)
大抵の人は、
あとは自分で何とか出来る力を
持っていると感じます。


その後、彼女の2つの悩みを
もう少し考えて行ったら、
大きな(かなり大きい)1つの問題に
たどり着きました。


残った1つの問題は
確かに大きかったですが、
悩みの数は20分の1になりました。


それだけで、
何かイケる気がしませんか?
彼女もそんな表情を見せました。


悩みの数を減らせたら、
結構イケます。(何がや)

ではまた。









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