<復縁希望>別れた後にすがらない方が良い理由

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別れを止めたいあまりに感情的になってしまう人、とても多いと思います。

でも、あなたが別れ際どれだけ怒っても泣いても、相手が「やっぱり別れるのやめよう」と思い直すことはほとんどありません。

相手は「うわ・・・重いわ・・・早く離れたい・・・」
「必死すぎて怖い。こんなに余裕のない人なら、別れて正解だった」
あなたへの評価を下げてしまうだけです。

相手が別れを告げる目的が「あなたからの愛情を確認したいための試し行為」でなく「本当に別れることが目的」の場合は、すがっても復縁につながることはありません。

相手は「あなたに別れを止められるだろう」ということを想定した上で、勇気をもって別れを告げています。

なので、別れを止めてきた時点で「はいはい、やっぱり止めてくるよね。でも、私の意思は変えないからね」と思ってしまうだけです。

あなたがすがることで、相手の余裕をつくり出しているような状況です。

あなたがすがっているうちは、相手はあなたをキープできていると安心して、あなたの大切さに気づく事ができないのです。

別れ際
「あなたにはもっと良い人がいるよ」
「あなたの幸せのためにも別れた方が良いと思った」
と言ってくる場合は、これは相手の本心ではありません。

「あなたにはもっと良い人がいるよ」
→本心:「私にはもっと良い人がいると思うから別れたい」

「あなたの幸せのためにも別れた方が良い」
→本心:「私の幸せのために別れたい」

残酷かもしれませんが、基本的に人は相手よりも自分の幸せを考えて動いています

なので、たとえ「あなたのために」と言われたとしても、相手は「できるだけ恨まれずに綺麗に別れたい」と思っているだけです。

「あなたに責められたくない、恨まれたくない」という気持ちが、「相手のために別れるということにしよう。そしたら、私は悪者にならなくて済むし、相手を傷つける事も少ないだろうし、Win-Winだよね」という考えを生み出してしまうのです。

相手が「別れたい」と思っているということは、「一緒にいても、私は幸せになれない」と気づいてしまっているからです。

相手にそう思わせてしまった原因があるということですね。
この原因が解消されない限りは、相手は復縁に前向きな気持ちになれません。

例え、一時的な情で復縁したとしても、同じ理由でまた別れを考えてしまうことでしょう。

二人の関係の根本の問題が解決していない限り、別れはまた訪れてしまいます。相手もそれが分かっているからこそ、復縁を望まないのです。

この場合、すがりつくよりも大切にすることがありますよね?
そう、二人の問題を解決すること。(解決できる問題なら良いですが・・・・)

・解決できる問題であれば、解決した上で復縁を狙う
もしくは、
・あっさり別れを受け入れて、しばらく離れる時間をつくり、その時間の中で、二人の問題をどのように解決していけるか考えること。冷静になってから具体的に解決策を提案してみる

ということがおすすめです。

すがるというより、落ち着いて提案するというイメージです。
プレゼンのような感じです。笑

相手が「これなら上手くやっていけそうだ」と前向きになれたら戻ってきてくれるでしょう。

その提案が通らなかった場合は、やはり、すがるべきではありません。

すがればすがるほど、相手は「この人は私の決断に反対してくる」「私の幸せを考えてくれないどころか、私の今後の幸せすらも壊そうとするだ」と判断されます。

相手が「もう何を言われても、聞き入れるべきではない」という警戒モードに入ってしまいます。

「あなたの意思を尊重しますよ。あなたの幸せを考える味方ですよ」という姿勢でいかないと、相手は心を開いてくれることはありません。

一旦解決案を出して「あなたの気持ちは分かっていますよ。だから、こうしたらあなたの幸せを守れるのではないでしょうか?」という姿勢を見せて、相手に寄り添ってもダメなら、その後はすがるべきではないのです。

例えば、あなたは「この商品は買わない」と既に決めているのに、ごり押しされて、売りつけようとされたら「鬱陶しいな」と思いませんか?

その相手に対して「押し売りがすごい・・・・」「こっちの都合も考えずに、自分たちの利益ばかり考えているな」と評価を下げますよね?「あなたは売りたいだろうけど、私は買いたくないの!!!」という気持ちをさらに強めてしまいますよね?

別れた後に追いすがると、相手に上記と同じ心理を抱かせます。

あなたが買いたくない商品を押し売りされたくないように、相手もすがられたくないのです。

北風と太陽というグリム童話ありますよね。

感情的になって追いすがる・・・・北風
相手の気持ちに共感して、相手の意思を尊重してあげる・・・・太陽

だと、私は思います。

この世の中は、不思議なことに、付き合う時は両方の合意がなければいけないのに、別れるときは片方の意思だけで成り立ちます。

こればかりはもうどうしようもなく、片方が「別れたい」と思っているのであれば、もう片方の「別れたくない」という意思は通らないのです。(だからこそ、交際中から相手の不安や不満を解決していくように努めておかないといけません)

理不尽かもしれませんが、恋愛とはそういうものだ、と割り切って下さい。

つまり、「別れたい」と思っている相手にとってあなたの「別れたくない」という気持ちは、自分勝手な都合にしか見えないです。

すがっても、「あなたは私と一緒にいたら幸せだろうけど、私はそうではないんです」と思われてしまうだけです。

相手に「別れたい」と思わせるほどの理由があったということですから、そう簡単に相手も別れの意思を覆すことはできません。

そのことをふまえて、復縁までの戦略を考えていく必要があります。



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