もうすぐバレンタインデーですね。
彼氏がいる方、旦那様がいる方、バレンタインデーをどれだけ意識していますか?
心理学的にはバレンタインデーだけでなく、交際記念日(結婚記念日)、お互いの誕生日、クリスマスなどの「イベント事を大切にすること」をおすすめしています。
「お互いにイベントが無意味で面倒だと感じても」です!
「お互いに用意が面倒くさいからバレンタインデーとホワイトデーなしにしよう」
「キリスト教じゃないし、クリスマスも普段通りに過ごそう」
そうやって、事前にカップルで決めていたとします。
お互いに納得した上で決めていたとしても、街に出ると街はイベント色満載になっています。
つまり、クリスマスのときも、バレンタインデーのときも、お店は購買意欲をそそるためにイベント色を全面的に出してくるわけです。汗
その賑わいを無視しながら「私たちにとっては無意味だから」と毎年スルーするのか、「あ、そろそろ、クリスマスだね。今年はどうやって過ごそうか」と賑わいに乗っかってみるのか、どちらの方が幸福度が高いでしょうか?
確かに、イベント事は準備が面倒ですし、「なくしてしまいたい」という気持ちは分かります。
でも、街全体がイベントをなくさない限りは、一緒に乗っかっていた方が精神的に良いです。
イベント色満載の雰囲気を二人して毎年無視するのって、意外とストレスかかりますから。
バレンタインデーを無視すると決めているカップルは、一緒に街に出かけても「そろそろバレンタインデーだね」と言えない雰囲気になります。汗
つまり、一緒に出かけた時に、バレンタインのイベントコーナーをお互いに見なかったことにするような関係になってしまうのです。
それって、無意識にストレスかかると思いません?笑
お互いに納得した上だとしても、賑やかなバレンタインコーナーの横を「俺はもらえないから、関係ない」と彼氏に毎年歩かせるの、ちょっと可哀想に思えますよね。
彼女から何ももらえないのに、会社の女性の後輩から義理チョコだとしても「いつも、ありがとうございます」ともらってしまった際には、彼氏は少しだけ「きゅん」となってしまいます。
このように他の女性に「きゅん」となる隙をつくらないためにも、バレンタインデーは何かしらプレゼントをあげるべきだと個人的には思っています。
もちろん、チョコでなくても良いんです。
お金もそこまでかけなくて良いです。
プレゼントは「気持ち」ですから。
「いつもありがとう」そうした気持ちが伝われば、それで十分なので、物でなくて簡単な手紙でも良いんです。
「いつも一緒にいてくれてありがとう」
「優しくしてくれてありがとう」
「いつも大切に思ってくれて、とても幸せだよ」
そうした気持ちは常日頃から伝えておくのがベストではありますが、普段言えない人はイベントの時だけでも伝えてみましょう。
お互いに感謝している気持ち、お互いを大切に思っている気持ちが分かっていれば、これから二人でぶつかるたくさんの壁を一緒に乗り越えていけますから。
また、バレンタインデーやクリスマスだけでなく、交際記念日(結婚記念日)やお互いの誕生日も同様に大切にしておいた方が良いです。
「記念日や誕生日は街全体がイベントカラーにならないから大切にしなくて良いのでは?」と思った人もいると思いますが、それでは甘い・・・・。
例えば、彼氏の友達が「彼女から誕生日祝ってもらった」と自慢してくるとします。すると、彼氏は「俺の誕生日は、彼女から何もしてもらえていない」と不満を感じるようになります。
SNSなどを見て、他人と比べてしまう人もいます。
そうしたときに彼氏は「羨ましいな、こんな彼女ほしかったな」とか「彼女は祝ってくれないけど、元カノは、盛大に祝ってくれたな・・・・」と他の女性と今の彼女を比較して、不満を持つようになります。
また、「誕生日を大切にしてくれない彼女は、俺のこともう好きではないのかなど・・・・」と不安になる場合もあります。
交際記念日(結婚記念日)を大切にしている人、お互いの誕生日を大切にしている人が世の中の多数派である限り、これも乗っかっていた方が良いということですね。
これからも仲良く一緒にいたいのであれば、相手が不満をもったり、孤独感を感じるようなきっかけはつくらない方が良いからです。
~以下、余談~
私が実家を出る18歳まで、母は毎年のように父と子供たちに向けてバレンタインのチョコを用意していました。(今でも父には用意してると思います)
「毎年、面倒じゃない?」と聞いたことがあるのですが、「こういうのは、大切にしておいた方が良いのよ」と、母は言っていました。
当時の私は「マメだな~」と思いましたが、今では母の気持ちがとてもよく分かるのです。
「イベント事は大切にしておいて、損はない」と。
中学生の時に「面倒なら、用意しなくても良いからね」と忙しい母を気遣って言ったこともあるのですが、毎年母は同じようにチョコを用意してくれているのが嬉しかったのを今でも覚えています。
母も本心では面倒だったと思いますが、めんどくさがる仕草を一切見せず、当たり前のように用意してくれるその気配りが私は嬉しかったのです。
このように、どれだけ面倒であったとしても、イベント事というのは、相手から自分への気配りを感じられる機会、もしくは、自分から相手への気配りを見せる機会になるのだと思います。
普段から愛情を感じていても、そうした節々のイベントはやはり特別だと思います。
そのため、相手が「何もいらないからね」と言ってくれたとしても、その言葉をそのまま鵜呑みにしない方が良いと思います。
「本当に必要ない(むしろ、もらったら困る)」と思っているか、「遠慮して、いらないと言っているだけか」よく見極めてくださいね。
今でも両親はとても仲が良いので、母からは見習うべきところが多々あるなと大人になった今ではよく思っています。