【コーチング】ゴール設定の難しいところ

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ゴールの設定は「利他的」「突飛」をキーワードに作り上げていきましょう、という話をするのですが、この言葉だけを聞いても人によってとらえ方が様々でゴール設定がすぐにできないこともあります。
それらキーワードを元に設定するのが「今の自分を超えたゴール」なのですが、それを「今の自分」で設定してしまうところに問題があります。

例えば仮に「世界一周」をゴールに設定したとすると、これはほとんどの場合「今の自分」目線のゴールとなってしまっています。
人によって「今」が様々で語弊が生まれる可能性がありますが、それは少々貯金を増やせばできることだったり、なんならいますぐできることだったりするかもしれません。
いますぐできることはゴールと言いませんし、いますぐできない理由があるならゴールはもっと別のところにあります。
「利他的」「突飛」を軸に見ていくと、「世界一周することで世の中に対して何をしようと思ってますか?」「世界一周の最中にあなたができることは何ですか?」など、もっと先を見出していく必要があります。(あくまで一例で、人によって全く変わります)
「なんとなく世界一周が夢」だといつまでたっても「今の自分」から見た「未来の自分自身のみ」しか見えてないことになってしまいます。

ここでコーチの存在が必要になってきます。
クライアントがどのような盲点をかかえたままの「今の自分」になっているかを客観的に見ていることによって、「今の自分を超えたゴール」を引き出せるようになります。
その際「利他的」「突飛」を、その人それぞれに合わせた理解を促したりもします。
これら2つのキーワードは根底にある「現状の外のゴール」を分かりやすく言い表したものであり、それら言葉の奥の方にある「真の意味」を体感的に理解するというアプローチが必須となります。
よって主体はあくまでクライアントではありますが、二人でゴールを導いていくという流れになります。
その結果先ほどの「世界一周」のゴールの場合、そもそも「世界一周」がゴールですらないと気づくことになるかもしれません。

「今の自分を超えたゴール」って具体的に何ですか?と思われるでしょうが、こればかりは人それぞれと言うしかなく、具体例を挙げてしまうと逆に混乱してしまいます。
また具体例を実際に挙げようとすると、その具体例に当てはまる仮想クライアントを書ききれないくらい詳細に描写しなくてはなくなり、現実的ではありません。

ただしゴールが人それぞれである分、1対1でやることになるコーチングの意義というものが生まれます。
コーチとクライアントの二人だけの空間を作り出すことで、クライアントが本当に何をしたいのか・どんなことを達成したいのか等の先にある「言葉でも表しづらい領域」まで互いが理解できるようになり、そのクライアント自身にしかない「今の自分を超えた」かつ「唯一無二」の人生のゴールが見つかるようになります。
これは1対多数の講義形式などではアクセスがかなり難しい深い部分となりますので、どうしても1対1で作り上げる必要があります。
なのでゴール設定は1対1であるコーチングでなくてはならないのです。

ライフ=トラベル・コーチングでは、一人ひとりのゴールを必ず設定して、ワクワクする未来へと突き進めるようにします。
コーチとともに最高の人生をつくりあげていきましょう^^
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