【コーチング】そもそもゴールって必要なの?に対する答え

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コーチは元々「馬車」という意味でして、コーチングはクライアントを馬車にのせてどこかに導いていくという本来の意味があります。
馬車に乗っていただいた以上はどこかゴールという目的地にお連れしなければなりません。
そのため、ゴールは必要なのか?という問いに対してはコーチング的に「なければコーチングのやりようがありません」となってしまいます。

ゴールが決まるとどのような効果があるのか考えてみましょう。

①方向性を決めてあたりを付ける
ゴールが設定されると、自身がいまどの方向へ向かえばいいのか分かるようになります。
方向が定まると自身がそこに対して迂回してたり逆走してたりすることにも気付けるようになります。
人生の指針が定まり、ブレない生き方ができるようになってくるということですね。

②ゴールに引っ張られるような状況を作る
これはかなり感覚的な説明なのですが、特に「突飛」なゴール設定をすると、とてつもない未来に向かうために自分の頭をクリエイティブに働かせようとする作用が生まれます。
こうすることによって、無意識レベルでもゴールへと向かうために必要なものを多く拾えるようになり、前へと進むスピードが加速していきます。

この2つの効果のおかげで、自分は何をして生きるべきかに気付き、充実した生きやすい人生を送ることができるようになるということですね。


とまあここまではよくあるコーチングでのゴールに関する説明なんですが、もっと踏み込んでみましょう。


実はゴールはなくても良いっちゃ良いんです。

ゴールが無くて良い人は、「いまあるすべてを宿命として受け入れられる人」です。
すべてというのは「人生のすべて」であり、職業・家族・収入・人間関係・余暇・趣味・仕事内容・出世・食事・住まいなど、生きるうえで降りかかってくるすべての事柄です。
それは相当な覚悟・精神力・体力が必要となり、「本当にそんなことがあなたにできますか?」というのがコーチ側のスタンスです。
もちろん「できる」と確信している方はそれで全く構わないです。
そういう人は悟りの境地に達しているかもしれませんし、ただのニヒリズムに陥ってるだけの場合もありますが、ここでは深追いしません。
(そういう方はおそらくこの記事を見ていない気もしますし…)

たいていの人はいまあるすべての事柄に対して、受け入れられる・受け入れられないが入り混じっているはずです。
悩み・不安・本当はやってみたいこと・何をしていいのか分からない・生きる意味が分からない・つまらない・やりたくないなど、たくさんあるのではないでしょうか?
コーチングで行っていることは、心の奥底まで入っていき、受け入れられる・受け入れられないの選別をしているとも言い換えることができます。
ただしこれは、
いままで受け入れられると思っていた→受け入れられない
いままで受け入れられないと思っていた→受け入れられる
といった逆転の現象も十分に起こりえます。
それくらい深く深く入り込んだ部分の価値観を探し出していくからです。
その深い深い価値観の一番奥が「人生の究極のゴール」となります。
ゴールを軸に、あらゆるものを受け入れられる・受け入れられないに選別する作業がコーチングと言っても過言ではないでしょう。

本当の価値観に気付いて、受け入れられない事柄がわかったとき、あなたはそれを回避するための行動をするようになります。
(例えば、会社員をやめてフリーランスになるなど)
真に受け入れられる事柄に気付いたら、それは「宿命」や「天命」「使命」と感じたりするものになります。
(例えば、休日の家族サービスを他の何よりも第一優先にするようになるなど)
これは嫌なことだと思いもしないし、やりたくて仕方がないものに昇華されているということです。

ライフ=トラベル・コーチングでは、ゴールという人生の軸を見つけるだけにはとどまらず、その先にある「すべてがコーチになる」ということの体感的な理解までも目指しています。
「すべてがコーチになる」は、いわば生きるのが楽しくて楽しくて仕方がないレベルにまでマインドを引き上げていく、ということなのですがこれについてはまた別の機会に^^
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