【コーチング】コーチングはお悩み相談ではないということ

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コーチングはお悩み相談の場ではありません。
ただ、コーチングを受けられる方々は人生を大きく変えたいと本気で思っているので、現状の不満などを言いたくなる気持ちも分かります。
悩みを打ち明けることで頭の中がスッキリするという効果もあるでしょう。

しかし、コーチングセッションの時間を悩みを打ち明けることに割いてしまうと非常にもったいないです。
そもそもコーチングは、コーチが悩みを解決するための具体的な方法を教えることではありません。
なので解決方法を聞かれてもコーチは全くお答えしません。
(セッション前後の雑談ベースで話してる時にちょっとした問題の解決法は提示したりするかもしれませんが…)

では、コーチングとはいったい何なのか、「悩み」をベースにみていきましょう。
コーチングを通して養っていくマインドを順に追って説明します。

①「悩んでいる自分」に気付く
コーチングを通して見に付けていく能力のひとつとして「自身を客観的に見る力」というのがあります。
「あ、職場の人間関係に悩んでるんだな」
「ルーティンワークばかりでつまんないと感じてるんだな」
「家族と週末出掛けたりできないことに不満を覚えているんだな」
など、自分で自分を「いま、こんなこと感じてるんだな」と気づけるようになるのが大きな前進となります。

②「悩み」の解決方法なんて勝手に見るかる
ゴール設定が定まってくると頭がクリエイティブに働いて、常に「どうすれば問題が解決されるか」にフォーカスしようとします。
よって、悩み程度は自分で勝手に解消するようになるし、解決までに時間がかかるものでも「そのうちなんとかなる」くらいの気持ちでいられるようになります。

③そもそも「悩み」なんてものはなくなる
人生のゴールが定まり、それに向けたマインドが正確に身に付いていると、身に降りかかるすべてがゴールへと導かれるチャンスとなります。
そのため、「悩み」なんていう概念はもうなくなっている世界です。


いかがでしょうか?①はまだわかるとしても②ましてや③は信じられない状態だなと感じるかもしれません。
しかし、ライフ=トラベル・コーチングで目指している心の状態とは②や③であり、そこに至るためのコーチングセッションなのであります。
人生をまるごと変える、とはそういうレベルのことを言います。
決して、目先の悩みが解決されることがコーチングではありません。

ここまで言いましたが、とはいえ最初のセッションなんかではついつい悩みをたくさん言ってしまう方もいますし、コーチとしても気にしていませんし突き放したりもしません。
ましてや「お悩み相談の場じゃないです!お帰り下さい!」なんて言うわけありません(笑)
セッション中に悩みばかりを言ってしまっていたら、それはそれで①の「「悩んでいる自分」に気付く」という方向へまずはもっていくことになります。
なので「悩みいっちゃダメなのかな~?」と不安な状態でセッションを受けるのではなく、とにかくリラックスしてとりあえず言いたいことを言っていただいて構いません。
そこからスタートして、コーチングを通して「悩み」なんて無い世界へとレベルアップしていきましょう^^
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