今現在、私はヨガスタジオなどヨガ業界にいるため、
エアロ業界で、今、どんなウェアが流行っているのかはよく知りません。
ですから、私がエアロのインストラクターとして現場にいた頃についてのお話をしようと思います。
最初の頃は、いわゆるレオタードでした。
ハイレグのレオタードに3分丈ほどのボトムス。
3分丈とは、ちょうど太ももの中間辺り。
そして、その下には、少々分厚めのタイツをはく。
それが定番スタイルでした。
そうそう、チャンピオンベルトのような幅の広い大きなバックルがついたベルトも流行りましたね(笑)。
その後、ボトムスの丈がどんどん短くなり、ついに1分丈に…。
おまけに分厚いタイツの流行は、消え去り、なま足が主流になりました。
あのタイツ、確かに暑いのですが、脚が細く見えて好きだったのですけど。
1分丈パンツになま足となると、腿のたるみが気になりますよね。
イントラも同じです。
今までタイツで隠していたのに、メンバーさんの前に晒されてしまうわけですから、せっせと鍛えたものです。
そのうえ、ムダ毛も気になるようになり、脱毛に通うイントラも多かったです。当時はまだ、いまのように、脱毛が当たり前ではなかったので、高額な料金を払いながら、なま足を晒していたわけです。
その後、ハイレグのレオタードが廃れ、セパレート型のデザインが流行るようになりました。
そう、お腹が見えているヤツです。
ヤバいですよね…。
トップスと1分丈パンツになま足…。
引き締まった腹筋をお見せしなくてはならないわけで…。
トレーニングに嫌いな私も、さすがに頑張りましたよ。
そもそも、何故、あのようなウェアを着るようになったのか…?
別にTシャツとトレパンでいいじゃん!って思われるかもしれませんが、
Tシャツの袖って、実は、結構、邪魔なんです。
エアロでは、腕を挙上させる動きがよく出てくるのですが、
その際、意外にTシャツの袖が、引っかかったりします。
そして、何よりも大きな理由は、筋肉の動きを見せるためです。
メンバーさんに「ここをこんな風につかっているよ」と知らせるためです。
エアロって、限られたカウントの中で、次の動きを伝えながら、
レッスンを薦めてゆきます。
楽しさを感じて頂くために、あまり難しい説明はしません。
だから、見ていただくことが大切なのです。
肩甲骨は、凄くわかりやすい部分なので、
ウェアには、背中が大きく開いたものが多いですよね。
そう、決して後ろ姿で「誘い」を掛けているわけではありませんw
ヒップホップなどが流行り始めて、大きめなTシャツを着ているイントラも多かったですが、レッスンが始まると、バッとそのTシャツを脱ぎ、
身体にフィットしたウェアに身を包んだ引き締まった身体に、わぉ!
そんなギャップが良かったですよね!
その後、何故か1分丈パンツは一気に衰退し、
ロングパンツが流行るようになりました。
これは、イントラにとって、ホントに救いだったように思います。
男性インストラクターにはない苦労が女性にはあります。
月に1度…ね!
さて、最後にレッスンに参加される方にひとつご注意を!
最近、ヨガレッスンに、厚手のレギンスを着用されている方が多いのですが、
ご本人は気付いておられないと思いますが、意外に透けてます。
イントラが着用しているレギンスは、専用のものなので透けたりはしません。
気をつけましょうね~。