絶対に出世したくないという女子へ

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コラム
絶対に出世したくないと思っている若い人、特に女性が多いと聞きます。
責任を負いたくない、仕事の比重が高くなるとプライベートがおろそかになりそう、など理由は様々ですが、管理職になることを毛嫌いしている女性が案外多いようです。
20年前と比べて仕事での男女の壁はかなりなくなったと感じます。
それでも、男性のサポートでいい、責任の重いポジションにはつきたくない、限られた範囲の仕事しかしたくない、決められた仕事をこなせばそれでいい、という女性は根強くいるようです。
それが悪いというわけではありません。
ただ、自ら限界や行動範囲を決めてそこから出ようとしないのはもったいないのです。

自分の仕事に責任をもってミスなくこなすことはもちろん大切です。そうして信用を積み重ねていき、信頼されていくのです。
ただ、「現状維持」にしがみつくのは残念だなと思います。
定年が延長され、年をとっても仕事を続けていかないといけない時代になり、学びなおしという言葉も流行っている現代は、成長を続けていくことが求められているのです。
大事にしたいものは大事にしながら、新たなスキルを身に着けるため成長していく、現状維持プラス成長していくことの両輪で生きていくことが、求められていると思います。

そして、出世というといいイメージを持っていない人。
責任あるポジションにつくということは、重責のありますが、同時に自分の裁量が広がります。
裁量権が与えられることで、自分のやりたいことを実現させられる幅がグンと広がるのです。
与えられた指示をこなすとは違い、自分で方向性を決められることは、やってみると実に面白いものです。

成長するために何をしたらいいのか分からない、やりたいことが見つからないという人も多いでしょう。
そんな時は、今の仕事を1つ増やしてみる/同僚を手伝ってみる、担当以外の人と話す機会を作る、など新しいことを少しずつやってみるといいと思います。
ExcelやWord、PowerPointなどの機能を習得していくのもいいですね。
そうして少しずつ仕事の幅を広げ、評価をされて責任あるポジションに就くことで、見える景色も変わっていきます。
現状維持ではなく、できる幅を広げてみませんか?

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