絶対に失敗したくない、という人へ

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コラム
ごはんを食べに行くお店、電化製品から日用品などのお買い物などあらゆるも物事を決めるとき、レビューや口コミを重視する人は多いと思います。
☆3.5以上のお店から選ぶ、など独自の基準をもってる人もいるかもしれません。
そこには、せっかく行くなら・買うならいいものがほしい、失敗したくない、損したくないという気持ちが強くあるからです。
そこに行った人の生の声を聞き、情報を吟味して、よりよい選択をするのはいいと思います。
でも、他人の評価を過剰に気にして、他人の情報を鵜呑みにして、他人の意見だけを判断基準にして物事を決めるようになったら要注意です。

なぜそんなに失敗することや損することを毛嫌いするのでしょうか?
タイパ(タイムパフォーマンス)という言葉も生まれ、時間がもったいないといろいろなことを無駄と切り捨ててしまう。
では、切り捨てた後に残った時間を、どれくらいの人が有効に活用しているのでしょう。

失敗や損は悪いことではありません。
小さな失敗という経験を積み重ねていくことで大きな失敗を防ぐことができ、最悪の事態を防ぐことができたりもします。
失敗の経験を重ねることで、気づかなかったことに気づけたり、体験したことで、その体験に付随する感覚に気づけたりします。
失敗を活かして大きく成功する人もいます。

一方で、失敗や損を過剰に受け止めてしまう人が多いことも気になります。
1つの失敗がどれほど周囲に影響を与えるのでしょうか?
例えば、仕事でミスをしても周りの人にどの程度悪影響があるか考えてみましょう。意外と周りは気にしてないことが多いものです。
失敗したら反省し次に活かすことは大切ですが、むやみに自分を責めたり気にする必要はありません。それこそタイパが悪いと思いませんか?

失敗はおおげさに考えず、出来事のひとつとして受け止め、その中でよかったこと(こうすれば間違える、ということに気づけたら、それはよかったことになります!)が見つかればラッキーぐらいに思えば、楽に過ごせると思いますよ。

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