ここがダメだよ!求人原稿ー残業編ー

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ビジネス・マーケティング
皆様こんにちは、求人関連のサービスを出品している「chika」と申します。
これまで7年間求人原稿作成に携わってきた中で
「ここがダメだよ!」と突っ込みたくなることが多々ありました。

・大手求人媒体の取材原稿
・派遣会社時に同僚が作った原稿
・マーケティング部署に入社してフタを開けたら「採用頼んだ」と言われたあの日

正直、求人原稿って魅せ方ひとつで反響が全然違うんですよね…。

今回は「残業時間」の記載について見解を示したいと思います。

そもそもなんで残業時間を書くのか

私としては「働くイメージ」=「生活のイメージ」です。
毎日定時で帰れる職場と終電で帰る会社、どちらが良いとかいう訳でなく
生活の様式が異なりますよね?
習い事したい、毎日早く家族に会いたい、そんな人が後者の企業に勤めても長続きしません。
大前提として私は原稿に嘘は嫌いです。
要望があっても事実と異なれば嘘は書きません。
だってどうせ入社して長続きしないとこちらの責任にされるし…。
誰も得しないんですよ。

じゃあ残業が多い場合はどう表現するのか

そもそも残業の多い・少ないって基準が全然違うんです。
私はこれまでの会社で最高でも20時間しか残業したことがありません。
多分、1回しかないです。
これは私のポリシーというか、また別の機会に。
だから私個人は残業20時間といわれると
多いなって感じることがあります。
ただこれが慢性的なものなのか、繁忙期だけとか、それによっては印象全然変わります。
なので原稿を作成する際は、平均の残業時間ではなく
残業時間の幅やどんな時に忙しいのか、を必ず聞きます。

例えば
【2時間程度残業することがあります】
と書くと、「いつ・どれくらい2時間なの?他の日はどうなの?」
と感じてしまいます。
【経理だから月初は2時間くらい残業するけど、あとは定時帰りが多いです】
のように、なぜ残業するのか、どれくらい残業するのかが明確な方が
「月初頑張ればあとは結構余裕があるな」と前向きになりませんか?

他にも
【平均残業時間40時間】
だけだとちょっと微妙じゃないですか?
【月残業は40時間だけど、水・金曜日はノー残業デー】
だと「アフターファイブは飲みに行ける!」
みたいに生活のイメージがつきやすいですよね。

あとはヒアリングする人がどんなポジションなのかも重要です。
募集する職種の人なのか、総務なのか、採用担当なのかも留意してヒアリングします。

毎日終電や休出も多い場合

正直言うと、そのような企業で採用が伸び悩んでいる場合は
職場環境の改善をしてください。
ハードワークのニーズはどんどん落ちてきています。
もちろん人気のある企業なら全然いいですよ!

職掌上、プロジェクト型やクリエイティブ系は
どうしても残業という概念では無くなってしまいますよね。
働き方改革やらテレワークやら、今は多様な働き方ができる時代です。
もし慢性的な長時間労働の場合で、
なかなか母集団形成ができない・面接者の辞退が多い場合は
逆に働き方を見直すチャンスかもしれませんよ?
だからこそ、求人を出したら必ず効果検証してくださいね!

まとめ

今回は求人原稿の「残業」について個人的見解を述べました。
まぁ意外と残業記載していなくて、聞いてみると
「ほぼ定時だよ」みたいなことも多いです。
残業に限りませんが、実際働いている人はその環境が当たり前だから
求職者メリットと気付いていないパターンも多いです。

もちろん「残業ウェルカム!」という求職者もいると思います。
だから嘘がない、素直な原稿がいいかなーとも思います。
あと採用のターゲットにもよりますかね。
微妙なニュアンスひとつで反応が全然違うから
求人って面白いなあと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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