生活で身に付いた、癖と睡眠問題の関係性と改善

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こんにちわ!

自粛中の在宅勤務等により生活習慣が変わり、未だに在宅の方もいれば,普段通りの生活環境に戻る方も多く、その環境の変化による生活そのものにストレスを感じることもありますよね。

特にその環境の変化による影響には、睡眠関連のとても多くの悩みの原因が存在していて、それを解決するには根気がいるものも多いことが特徴です。

そのため,睡眠に問題が生じている場合は、まず自分がどのような睡眠の問題を抱えているのかを明らかにする必要があり、狙いを定めた解決策を取ることが重要になります。

睡眠の時間と質の問題は誰もが抱えていまいやすい問題の要素で、その対策を取り組む際には時間や質の問題に焦点を当てる方も多いと思います。

就寝に入る時間をいつもより少しずつ早めていったり、様々な安眠グッズを活用して睡眠の質を向上させてみたりなどですね。


一方で忘れてしまいがちなのが生活習慣の重要な問題である【癖】

クセは身についてしまえば取り除くことはとても難しく無意識的にも発生してしまい、発生していることにすら気づかないこともあります。


~例えば~
爪を噛む癖がある人の場合、誰かに指摘されるまで自分が爪を噛んでいることに気づかなかったり…

気づいていても何故かやめれない程になっていたり、さらにはそれが当たり前の行為と思ってしまうことさえあります。

このように【癖】というのは身についてしまうととても厄介なものも多く、問題想起の原因と大きく関わっています。


では話を戻しまして、睡眠と癖の関係について少しお話します。

睡眠に入る時間や質の問題だけではなく、睡眠が癖によって乱れ続けてしまうことがよくあります。

そのため根本的な原因というより非機能的な行動を持続させている、悪循環を生み出しているところに焦点を当てることが大切になります。


よく耳にする話では起きる時間が遅くなってしまうことに悩んでいる場合

就寝に入る時間を早めたり、質そのものを向上させても起きる時間がなぜか変わらないといったものです。

この場合に注目すべき1つの要因が癖であり、起きる時間帯に習慣的な癖が身についているために早起きができない可能性が考えられます。


個々人によって生活習慣が異なるものの、同じ時間に起きることを繰り返していると、このような癖が身についてしまいます。

朝9時に起きることを繰り返していることで朝7時に起きようとしても、朝9時頃にならないと目が覚めなかったり、パッとしなかったりとなってしまいます。

これは早めに寝ても遅くに寝ても関係なく、グッスリ気持ちよく寝れてもあまり改善されないときにこの癖が関係していることがあるんです。

就寝のタイミングも同様で夜更かしの生活に癖が身についてしまうことで、いつも寝ている時間帯にならないと寝れないといったことが発生します。


そしてこれらの習慣癖は特に夏休みや休暇、今回のコロナによる自粛などの環境の変化の影響で発生することが多く、癖なので修正が少し困難となってしまうことが特徴の1つです。


クセの改善は再学習

癖は誰でも経験しているまたは現在も抱えているものかと思います。

そして誰もが何かしらの癖を修正できた経験を持っているのではないでしょうか?

睡眠の癖を修正するには、さらに癖を付けて修正することが比較的簡単であり取り組みやすい一面があります。

例えば7時に起きたいけど9時に起きる癖がついている人は、しばらくの間は7時に起きる癖を付けなおすなど。

いきなり7時に起きる癖を付けるのはキツイと感じるのであれば、30分ずつ早めてみたりするのもとても大切です。


その他の癖も意識することで修正することもできます。

【身体を掻く癖、瞬き、においを嗅ぐ、爪を噛む、髪を触る…】

こういった癖を無意識的に行ってしまい、気が付いたら癖が治っていたなんてこともありませんか?


実はそこに大きなヒントが隠されています。

癖は行動習性によって身につく学習の1つであるために、また治すときも行動習性を利用した再学習がとても効果的です。

癖の行動を自分で意識的に捉えることから始めて、捉えることができれば意識的に気を逸らして癖の行動を行わないように続けていれば…
癖が身についてしまったのと同じように、癖の行動をしない行動を自分自身に身に着けることができます。

(例:頻繁に身体の特定の部位を掻いてしまう行動に意識を向け、その行動を行っている事実をしっかりと意識的に感じ、掻いてしまいそうなときには他事で気を紛らわしたり,またクセが勝手に…と意識的に抑制してみる等)


今まで気が付いたら治っていた人の場合は、こういった癖の行動が無意識的に何らかの影響によって抑制されることで治ることがほとんどかと思います。

そのため無意識になっている部分を意識するように心がけて取り組むことで、癖の修正をすることが可能なんです。

ちなみに意識して癖を治した経験がある人は、そのときと同じように自分が成功した経験を活かして治すのが良いでしょう。

経験に勝るものはないといいますが、成功経験を参考にするのは問題解決をするときにとても効果的なのでオススメですよ。

もし睡眠の時間や質の改善を試みても起床時間の問題に変化が表れないのであれば、癖に焦点を当ててみる方法もあることを覚えておきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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