【買いたい方】⑤不動産購入で失敗しない為に伝えたい7つのこと

記事
コラム
このブログに興味を持っていただきありがとうございます!
全7回のシリーズで、本blogは5回目になります。

1.不動産取引全体の流れを把握しましょう
2.不動産の問題点を正確に把握しましょう
3.不動産取引に必要な総額を把握しましょう
4.資金調達の方法を把握しましょう
5.購入後のランニングコストを把握しましょう
6.不動産取引の一般的な契約内容を把握しましょう
7.皆様が保護されるための制度を把握しましょう



5. 購入後のランニングコストを把握しましょう

不動産購入の検討では見落とされがちな、ランニングコストについて説明します。

不動産を取得することで必要になる費用
不動産を取得すると下記の費用が必要になります。住宅ローンの返済額をぎりぎりで計画してしまうと、これらの支払いに対応できませんから、ゆとりのある資金計画を組むことが必要です。

【毎年必要になる費用】
・固定資産税や都市計画税(価格目安:10万円~20万円)
 建物評価は、年数の経過とともに償却し、税額は減少していきます。
・火災保険料や地震保険料(価格目安:5万円※構造によります)
本来は1年毎に加入するよりも、長期(最長火災10年地震5年)で加入した方が1年あたりの保険料安くなるのでお勧めです。


【5年にごとに必要な費用】
・シロアリ予防工事(価格目安:10万円)
 シロアリ対策は人体への配慮から5年保証のものが多いです。


【10年にごとに必要な費用】
・屋根と外壁の防水工事(価格目安:150万円)
 外壁のつなぎ目や窓との接続部分などは雨水が浸入しやすい部分です。建物を長期的に持たせるためには、定期的なメンテナンスが必要です。


【20年毎に必要な費用】
・リフォーム工事(価格目安:200万円)
20年も経つと内装や設備も傷んできます。また、加齢によりバリアフリー工事なども必要になる事があります。


【30年ごとに必要な費用】
・給排水管交換(価格目安:50万円)
以前の金属管に比べ長持ちするようになりましたが、それでも30年を目安に検討した方が宜しいです。

戸建はマンションに比べてランニングコストが安いと思われている方がいらっしゃいます。しかし違いは、強制的な支払い義務があるか、任意のタイミングで払うかであり、実際のところ負担額の違いはあまりありません。マンションでも戸建でも、これらの費用は資金計画の中に組み込んでおいてください。

私はわかりにくい不動産取引の相談を承っております。ご不明な点がございましたら遠慮なくご相談ください。簡単な相談であれば無料対応しております。



次は、不動産取引の一般的な契約内容について解説いたします。

前回のおさらいはこちらです。
4.資金調達の方法を把握しましょう

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す