【Item Specifics】商品ページのクオリティで売れ行きが桁違いなSEOの話②【eBay無在庫輸出】【アイテムスペック】

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マネー・副業
こちらでは前回に引き続き、意外と蔑ろにされがちにも関わらず重要度のかなり高いテーマ、「効果的な商品ページの作成方法」について詳細に解説の第二弾となります。
第一弾の【売れる商品画像について】をまだご覧でない場合は、そちらも合わせて読んでもらえると、より一層有効です。

【⬇️売れる商品画像の記事はコチラ⬇️】
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特に無在庫セラーは商品ページの内容よりも、「たくさん出品すること」ばかりに気をとらわれているストアが多数あります。
もちろんその方法で満足いく結果につながっているのであれば商品選定やストア構成が素晴らしいので、あえて今からスタイルを変える必要はないかと思います。
しかし、無在庫でebayに取り組んでいるにも関わらず、「なかなか売れない」と悩んでいる方にとっては非常に効果的な内容になるはずです。

結論から言うと「商品ページのクオリティは高くしましょう」と言うことですが、特に無在庫セラーの場合は「効率」も非常に重要なポイントです。
丁寧に作りすぎてしまうと、リサーチや出品作業など他の重要なパートに時間がかけられなくなりますので、「重要なポイントを押さえて」商品ページのクオリティを上げる方法をテーマ別に解説します。

第二弾となる今回は「Item Specifics=アイテムスペック」です。

●Item Specifics(アイテムスペック)の役割・効果とその重要性

特にツールで大量出品しているアカウントに言えることですが、「Item Specifics」を埋めていないストアがかなり多いです。
手作業で出品をしている人は見慣れていると思いますが、このサークルが何を意味しているかご存知でしょうか?
スクリーンショット 2022-12-07 0.20.33.png
これは 「一項目埋めるごとに、これだけの検索結果にリーチするよ​」という目安の円グラフです。 

つまり、​必要事項を埋めれば埋めるほどeBay内のSEO効果が大きくなる​というとても利用者に優しい分かりやすい機能です。
逆に考えると、この項目の空欄を1,2個埋める程度では、​商品の露出効果は十分に得られない​ということでもあります。
あくまでも参考例ですが、全く同じ商品を出品したとしてもItem Spcificsの完成度次第では以下の様な露出の違いがあります。

・空欄を1つ埋めただけの出品ページの検索結果順位100位
・推奨される項目を全て埋めてサークルを完成させた出品ページの検索結果順位10位

さらに具体的には「関連商品としての掲載」の精度や頻度も高くなるので、サークルを埋めるだけで、自ストアやライバルセラーの関連品の商品ページからの流入の可能性もグッと高くなります。

●Item Specifics(アイテムスペック)欄を埋める時の考え方・方法

イメージとしては以下の4つの視点で考えると、的を得た効果的な入力になりやすいです。
(私も外注さんへの指示の際にはキーポイントとして説明します)

・タイトルに入れられなかった関連ワード
・タイトルに入れるほどではなかったキーワード
・バイヤー目線で記載されていると助かる項目
・サークルで入力が推奨されている項目

item specificsの項目は出品する商品カテゴリによって大きく異なり、入力しなければ出品できない項目なども様々です。
ここでは数あるitem specificsの項目の中でも「ここは埋めておきたい」項目をいくつかピックアップしています。

●埋めるべきItem Specifics(アイテムスペック)項目


・Brand(ブランド)
 ほとんどのカテゴリーにおいて必須の項目です。出品時に強制的に求められるカテゴリも多い為、こちらはほとんどの出品で入力されているかと思います。

・MPN(メーカー品番)
 特にPC機器など電子機器類では最重要項目の1つです。あなたが電子機器を比較する時、 「メーカー名 品番」で検索しますよね。トイホビー などではそれほど重要度は高くありませんが、前述の通り埋めることでSEO効果が上がります。

・Year(製造年)もしくはEra(製造年代) 
「タイトル」の項目でもお伝えした通り、商品カテゴリによっては製造年も必要になりま す。調べてもどうしても分からない場合はスキップしても良いですが、古い物商品や年式が重要視される商品であればあるほど重要度が増します。
反対に新商品や予約商品の時にも「新発売の新しい商品」であることをアピールできます。

・Item height(全高)、Size(サイズ)など
どんな商品でもサイズや寸法をしっかりと表記している出品を見ると「購入者のことをよく考えている」と感じます。商品サイズは買う側にとってはとても重要な判断要素の一つです。購入者は「自分に合うサイズかどうか」「必要な用途にマッチするか」「自分のコレクション棚に収まるか」なども商品選びのポイントにしています。それが分からない商品は余程欲しいもの以外は選択肢から外れてしまうでしょう。
また、サイズを記載する時はインチ表記を使いましょう。センチではダメという訳ではありませんが、 インチ表記が主流のアメリカなどのバイヤーは「cm→inche変換」を行うハメになります。無駄な手間と時間を取らせてし まうと貴重な販売機器のロスに繋がります。

・Color(カラー) 
商品に色がある場合(アパレルや家電など)はこちらも有効な項目になります。中には「数 ある配色の中で特定の色だけプレミアがついている」という様な商品もありますので、その場合は積極的に入力します。アパレルやインテリアなどでは、「Pink Table」という様な検索も盛んに行われます。皆さんが買い物をする時と同じ感覚を出品の際にも持ちましょう。

・「Capacity」 「Platform」 「CPU」 「Processor」「Type」などの専門項目
電子機器やゲーム機、音楽機材などの詳細項目は同カテゴリでは必須です。理由はこれらを実際に購入する層はこれらの商品にあなたよりも詳しいと仮定するべきだからです。「リサーチして見つけた高利益商品、よく分からないけどとりあえず出品」した場合、これでその商品が売れる可能性は低いです。万が一売れても、詳細不足から発生する購入者との理解の相違で余計なトラブルを被る危険性も高まります。分からない商品ほど念入りに調べて、得た情報は漏れなく入力しましょう。電子機器類がメインの専門アカウントをよく観察して下さい。しっかりと売れているアカウントは例え無在庫であっても、詳細をしっかりと記載しているはずです。

・Features(特徴) 
その商品の一押しポイントで、指定の項目がないが入力したキーワードや情報は全てここで入力して下さい。 例えば、Limited edition(限定)やNot for Sale、Giver(非売品)などが当てはまります。
この項目 は言わば「その他」の様な役割がありますので「アピールポイント並びに特筆事項」を入力します。

●最後に

いかがでしたでしょうか?
こちらでは比較的汎用性の高い項目を紹介しましたが、これらの他にもカテゴリや商材によっては様々な必須項目がありますので、「購入者の立場に立って書いてあった方がいい」と感じる項目はしっかりと入力​しましょう。

SEOを向上させて商品の露出機会が増えるということはイコール「購入機会も増える」ことになります。
また、お客さん目線のページ作成を心がけることで、他のライバルセラーと比較された際に、例え価格が多少高くても、あなたのストアから購入してもらえる可能性も高くなります。

無在庫輸出はリスクが低い分、ライバルとは違った形で差別化を計り、戦略的にストア構築していく必要があります
地味なポイントではありますがこう言った積み重ねがあるストアが長年大きな結果を安定してあげている事は間違い無いです。

※当記事では簡略化して内容を記載していますので、もう少し詳しく知りたい方、eBay輸出についてより勉強したい方に向けて、以下のサービスではより具体的に当記事の内容、その他のノウハウを解説しています。

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