【失敗しない翻訳依頼!】翻訳サービスを選ぶ時のポイント!メリット・デメリットまとめ

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ビジネス・マーケティング
題名に”失敗しない翻訳依頼”と書きましたが、そもそも中国語がわからないから翻訳できる人に依頼するから、”失敗”だったとしてもわからない!”失敗”という言い方は少々極端ですが、翻訳者のスキルや専門性によって翻訳クオリティが大幅に違うんです。

たかが言語だから、通じればいいと思うかもしれませんが、会社のプレゼンや商品PRのキャッチコピーや紹介文を思い出してみてください。誰が書いても同じように伝わってますか?人の心に響く言葉を持ってる人とそうでない人って、同じ日本語という言語を扱っていても、個人差ありますよね。せっかくお金を出して、中国語に翻訳してもらうのであれば、貴社の商品やサービスがきちんと伝わる翻訳スキルの持った翻訳者を選ぶことはとても大切なんです。

今は、クラウドソーシングサービスで翻訳業を外部に発注することができます。言語ができる方にとっても人気の在宅ワークのひとつです。クラウドソーシングサイトに翻訳案件を掲載すると、すぐに多くの応募が集まり、案件に対して応募数が多いため、買い手市場が進み、かなり安価で仕事を依頼することができるようになりました。コストが安いのは企業や依頼者にとって嬉しいことですよね!そんな中、翻訳者を選ぶ時の基準やポイントと「翻訳会社・翻訳家・フリーランス翻訳者」のメリット・デメリットをまとめました。

翻訳スキル・文書の性質(ニュアンス)・専門分野

翻訳会社翻訳家の場合

【メリット】翻訳会社には翻訳者の特色や強みを把握したコーディネーターが在籍していることがほとんどなので、日々来る翻訳案件に対して、クライアントの要望に合わせてベストな翻訳者を提案してくれます。

翻訳家の場合は、過去の案件が大きかったり、メディアでの仕事や出版物・映像など、参考できる資料がたくさんあったりします。いわゆる、翻訳家としてのブランド力が既にある。

翻訳会社や翻訳家を探す手間はあるが、翻訳内容に対するクオリティーや納期を保証してくれるので、安心して依頼できます。

また、翻訳会社に翻訳者として登録してお仕事をいただく際、会社ごとに厳しい審査基準があり、実務試験や資格の有無を確認されることがほとんどです。翻訳会社に登録されている翻訳者は、翻訳会社が仕事を依頼してもいいと認めた翻訳者でもあります。

【デメリット】費用は、やはりプロなので、それなりの価格にはなります。クオリティ効率を最大限に高めることができます。

フリーランス翻訳者の場合

【メリット】費用が安い!気軽に頼める!
良い翻訳者が見つかれば、すごくラッキー!!
中には大手翻訳会社からフリーになられた方もいらっしゃるので、経験とプロとしての意識は翻訳会社や翻訳家に相当するクオリティーが期待できます。

【デメリット】クラウドソーシングサービスには翻訳者の簡単なプロフィールや経歴を見ることはできますが、実際のクオリティーや納期は発注するまでわかりません。依頼者の文書の特質や分野に即した翻訳者が応募してきてくれるかもわかりませんし、ロゴ製作などみたいにサンプルが見られる訳でもないので、依頼者の要望を満たしてくれるかどうかがわからない。また、経歴の真偽を確認するすべがありません。

簡単にクラウドソーシングサービスに登録できてしまうため、言語ができるだけで翻訳スキルがない方がいます。

品質管理(納期・チェック機能)

翻訳会社翻訳家の場合

翻訳者による翻訳→チェッカーによるチェック→コーディネーターによる最終チェックといったフローを経て翻訳が納品されます。

翻訳者も人間なので、細かな部分を見落としたり・タイプミスがあったり・意味の取り違いがあったりすることがあります。数人による確認をするため、ミスやエラーを無くすことができます。

翻訳家はアシスタントがついている場合が多いので、アシスタントがチェッカーの役割を担ってくれます。

フリーランス翻訳者の場合

翻訳者本人しかいないため、翻訳作業後、丁寧に確認作業をされる方でしたらミスやエラーを減らすことはできます。

依頼内容ごと「翻訳会社・翻訳家・フリーランス翻訳者」の選び方&気を付けるポイント

外国の知人からのメッセージやメールなど
簡単な書類程度なら最低限言語ができるフリーランス翻訳者でも十分要望を満たせると思いますので、価格で選んでもいいでしょう!わざわざ高い翻訳会社・翻訳家に依頼する必要ありません。

【気を付けるポイント】言語レベルのチェック!
日→中・中→日どっちにしても、原文の理解力+翻訳言語の表現力が必要になります。間違ったニュアンスで翻訳される場合があるので、日本語・中国語どちらも高いレベルかどうかを確認してみてください。

契約書など法的効力を持つ書類
これは絶対翻訳会社がいいです!国や地域によって一定のフォーマットがあるので、実績がある翻訳会社がおすすめです。翻訳家やフリーランス翻訳者はおすすめできないという訳ではありませんが、実績件数が少ない可能性が高いです。

【気を付けるポイント】翻訳会社によって強いジャンルがあるので、医療系・企業の契約書・公的文書・IT関連など、はっきりと専門性を謳ってる翻訳会社を選ぶといいですね。

企業コンテンツのプレゼン資料や商品HP・CMキャッチコピー
これは翻訳スキルだけでなく、さらにセンスも必要とされるため、PR関連の実績がある翻訳家がおすすめです!実際に、過去に手がけてキャッチコピーや商品HPなどを確認することができるので、サンプルがたくさんあるため、企業や商品イメージに合わせて翻訳家を選ぶことができます。

【気を付けるポイント】翻訳会社は正式な書類案件が多いため、クリエイティブな翻訳を専門とされる翻訳会社が少ない。そういった専門性のある翻訳会社もおすすめですが、ライティングが必要な内容はやはりセンスが見える方に指定できる方が継続依頼する場合、ニュアンスや表現が統一できます。フリーランス翻訳者の中で対応できる人もいますが、探すのが苦労するかもしれません。

最後にまとめ

1、翻訳を依頼する際は、求めるクオリティを明確にすることで、翻訳者選びがスムーズになります。

2、価格だけで決めず、依頼内容のレベルと要望に合わせて、最適な翻訳者を選ぶんだ方が費用対効果が高い。

3、言語がわからないからこそ、納品された翻訳のクオリティを依頼者が測ることは難しい。翻訳された内容を言語のわかる方に見てもらうといいでしょう!

オンラインによる越境ビジネスやインバウンドビジネスが増えている中、大事な契約書類、貴社イメージや貴社商品の差別をする上でも日本語のライティングと同じくらい大切に考えていただきたいと思います。

中国語ナレーター・日中バイリンガルMCとして活動させていただいていて、私の場合は、中国向けやインバウンド向けの日系企業のクライアントがほとんどです。その数々の仕事を通して現場で感じた言語の扱い方などを【失敗しない翻訳依頼!】としてお伝えさせていただきました、参考になったら嬉しいです。

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