アイデアを出す仕組みは簡単でいい

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ビジネス・マーケティング
ある企業のアイデア出しの仕組みが面白かったので、そこから気づいたネタです。

それは、LINEで社員がやり取りしてアイデアを出す。で、出したものを観るわけですが、しっかり時間を取って吟味!というわけではないはずで、良さそうなら返信する。逆にいえば「スルー」されたらそのまま。まあ思い入れがあればこれどうっすかねって言えばいいんじゃないかと。

つまり特別な仕組みでなく、ありふれたツールであるLINEを用いて、チャットというかメッセージする「だけ」と言えます。

ここで、社内情報管理システムだとか、情報共有ツールだとか、コンプライアンスがあるからとかまああるんでしょうが(笑)それだと遅いというか、高コストでしかも入れても期待したものが得られないのかなと。

そういう時こそ、簡単な仕組みを作ってまずやってみる。やってみていいなら続ければいい、だめならやめればいいと。そういう話です。

シンプルとは練られてないという意味ではない

簡単な仕組みというのはシンプルな仕組みということです。

そこで、シンプル=何も考えられてないってことでなく、削ぎ落としたものがそれ、つまりシンプルになるんじゃないかということです。最初は色々ついているけど、「色々試したけどやっぱ、出す→見ていいかどうか→いいなら次」って感じで3つくらいの流れでないと覚えられないんじゃないかと。現場で使えないってことですね。

結果的にシンプルになる。だから最初からシンプルを目指すのもいいですが、シンプルさを目指しても色々ごちゃつく、整理される、やっとシンプルになる。そういうことかと思います。

気づけばシンプルな仕組みしか残ってない

これはたまに書いているように、ビジネスならお客さん、課題、その解決方法をさらっとですよ、普通に言えて意味が通じる。しっくり来る。それでいえないと多分だめなんですよね。誤魔化したり、盛りすぎても意味がなくて。多分それは自分が一番分かっているというか。

僕であれば、アイデア出しの仕組みで高度なシステムがあって!とかはなくて。メモ帳にメモしている「だけ」ですから。そこからネタを削ぎ落としたり、テーマで編集している「だけ」ですからね。何か高度な仕組みがあるわけではない。シンプルにメモする、残すって感じです。だから、メモがないと何も生まれない。メモめちゃくちゃシンプルですが侮るなかれってことですね。

習慣とかもそうです。なんか面倒な仕組みとか、手間がかかってしょうがない。それはもう残らないです。面倒だからです。習慣化できて乗り越えられるならある程度いけるけど、そうはなかなかいかないものですからね。

簡単でいきましょう

アイデア発想だーあーだこーだいってますが、やることはシンプルです。
ネタを見つけましょう見出しましょう。メモりましょう。そこで何か面白そうな工夫を出しましょう。って感じです。これくらいシンプルです。

慣れてくると、ネタ→メモ→アイデアがスムーズになって、ネタ→アイデアとか、アイデア→ネタ→アイデアとか、アイデア→アイデアとかができる。それが多分アイデアマンであり、企画のプロって感じですかね。
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