考えるには書き出さなきゃいけないらしい

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ビジネス・マーケティング
口頭のみで考えられるかというと、シンプルに僕は難しいなと思っています。なぜかといえば、覚えられないので、例えば10段階プロセスがあれば、2回目唱えると2,3個抜け落ちそうではないですか?

10段階でなくても、例えば3段階でも、その1段階に重要なフレーズが3個くらいあれば同じようなことです。2段階目のフレーズが消えたとか、または間違えているなどありそうです。

間違えるとは、自分が考えたことを間違えるということであり、考えたことが間違っているわけでなく。脳の中で処理するところで、記憶が曖昧になり結果的にふわっとした形になると。

もっといえば、まとまっていないものがなにか生まれる気がします。ですが、考えるとはそれを丁寧に詰める、築くとか、積み上げるとか、表現は色々ですがそういう行為を指しますよと。

紙に書き出さずに考えられるか?

僕の場合はフレーズなどは紙に手書きで、それを元にキーボードで書いていくというのが多いです。当然、ディスプレイでネットニュースを見てメモはPC上で書いていくこともあります。

書くと打つは違うのですが、まあ慣れればかなり近しいと。ただ、紙に書いたほうが色々と脱線できる(スマホのように気が散るのでなく、色々な方向に集中して広げられるという感覚のこと)ので広げたいなら紙に書いたほうがいいかなと。このあたりは意図してもいいし、そうでなくてもいいのかなと。

どちらにせよ、書いています。書いていってそこででてきたものを拾っていく。または出てこないなら考えていくという=よって書いていくわけですが、そういう行為を「手で考える」とかって言うわけですね。多分ですが。そうしないと、「頭で考える」とか「口で考える」とかってあまり良いアウトプットが出ず、冒頭に書いたようにぐるぐる頭で回っていると。

整理されていないわけですね。なにか思いつき様なアイデアがただそこにあると。それはいいけども、そこから広げたり、整理していって整えていくと。広げが足りないと既視感しかなく、考えの詳細度、解像度が足りないわけです。また、広げるには発散しないといけないので、書いて書いて書きまくるしかないんですね。

人間の機能はそういうものなので、そうでないやり方がもしかしたらあるかもしれませんが、僕はやれないと言うか知らないです。そういう意味で楽してはアイデアは出ない、または考えられないってことなんですよね。これは断言してもいいくらいです。

ぱっとアイデアが出る人は楽しているか?

NOです。そうでなく、その知識や経験が多いので思考OSみたいなのがアップデートされていて速いだけです。よって、考えているがそれが速いだけなので、「楽」ではないと。ただ本人曰く「楽」かもしれないです。常にやっているから。ただ、そこはカロリーを使いっているし疲れているのは確か。それだけです。才能的なものはあるはずですが、多くは地道な修練の賜物です。

でないと、ラクして儲かるビジネスで世は席巻されそれらがうごめいているわけですが、不思議なことにそういうものって詐欺被害しかないですよね。このあたりは常に疑っていくくらいの思考は欲しいものですと。

楽ではないんですね。ただ辛いかというと、楽しい人はそこで楽しめる。だから、思考が得意な人はアイデアを出せるし、戦略とか戦術とか色々と考えられる。1チャンクというところで1単位ですね、時間でもいいし、一つのトピックだけでもいいのですが、そういうところで気づきが多いのでより学べる。どんどん学ぶのでどんどん速くなっていく。

速ければいいわけでもないのですが、速いのでまた違うことを余った時間で学べる。より学ぶ人は学び、そうでない人はそうでない。それだけの世界観です。

書いて考えるを癖にしていればあとは見せ方次第

思考としてそれらが出来ていればあとは見せ方だけです。できていないならそれを書いていくのがスタートということですね。

見せ方とは、自分だけが分かるものでなく、相手に伝えるということです。自分だけが分かるからの卒業ですね。相手が分かればぐっとそこで価値が上がるはずです。価値とは、自分で大事な価値観とかもありますが、ここではそうでなく、その考えを伝えることで仕事とするわけですね。

どんなに良いキャッチコピーを書いても企画書を書いてもそれが伝わらなければやはり価値にならないと。意味とは主観とすると、主観的意味があるのは分かるけど、それでこっちには伝わらないよと。それだと価値にはならないですよね。それだけです。相手がお金を払うならなおさらそうなると。

というわけで、どんどん書いてどんどん見せてアイデアを伝えていくことが大事だという確認の話でした。
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