みんなが「プロ」にならなくてもいい

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ビジネス・マーケティング
最近こんなことばかり書いていますが(笑)実際にそうなんじゃないかと。

つまり、アマチュアがお金をそれほど稼げてないとして(0円ではない)、プロはそれで食べられる(生計が立てられるほど)としますよね。仮に。

そうすると、素人→アマチュア→プロとかって考えがちです。これを否定することはないんですが、これって直線的ですし、こういうのってそもそも、プロ側、または既得権益(笑)という既にある状態の人が言うことじゃないかと。つまりこれを既存組織や業界にいる人がいうなら納得できるんですよね。そうあって欲しいのかもしれないので。

でも、これを素人やアマチュアが思ったら、そもそもはめられているというか(笑)言葉を選ばずにいえば、操作されているのではないかと。つまり疑ってみて、他のやり方あるんじゃないか。それって常識として設定されてて分からないようにされているだけじゃないか。そういう感じですね。別に陰謀だとかはないですよ(笑)

プロというと、テッペン(頂上)にいる人を想像しがち

これが悪いわけではないです。ただ、ここではやや批判的に扱うとして、そういう人は憧れも含めて影響力がある。でもそれだけというか、そんなのになれる人なんてほぼいないんですよ。これは夢を見るなとかでなく、現実はそうじゃないかと。むしろそれだから面白いというか。

そういう結果を出した成功した人たちをみると、嫉妬したり羨望があると。それは少しくらいはいいけど、それをしているだけでは何もならないので、自分の状況を「受け入れ」てはじめてスタートする気がします。

だから、そういうトッププロをイメージして、テッペンいくぞのルートもありですが、結構しんどいと。じゃあ実際はどうすればいいかというと答えではないんですが、もっとやれることがあるのではないかと。

ここでは、トッププロやその業界として固定されていることをやろうでなく、外したり違うところでやろうって考えを示したいなというところです。

世の中は技術よりも適応が価値があることが多い

これも言葉を選ばずいえば、すごい技術ってすごい故に分からない人が多いわけですよ。僕もですよ。
でも、それが適応したような、つまり商品やサービスなら使える。iPhoneを使えるけど、その技術を説明出来る人ってなかなかいないと思うんですよ。

つまり、技術の凄さをついつい目指しがちですけど、そうではないと。適応の凄さとかそっちももっと見て良いというか。

実際にすごい知見や技術やノウハウがあるから成功するんじゃないんですよ。その一部でもいいので、適応できたりするからなんですよね。

って考えると、例えばイラストレーターがプロになる道として、別にSNSで受注して食えるレベルでやれるならそれはそれで「成功」ですし、それに対して知名度が低い?は余計なお世話でしかないですよね。その人なりのやり方があったり、模索して導き出した「解」(その人が考える具体的なアウトプットの意、正解ではない)があるというか。

守破離といってもいいかもしれません。守として確かに学ぶことはあると。でも、それを業界の常識まで染み込ませなくていいというか。破っていって、そこで何か「解」がみえるかどうか。そこが「離」かなと思うわけです。

プロ講師の話を聴いて何を思ったか

昔あるプロ講師、とくにプレゼンなどで講師専業ですね、講師としてやっている方の話を聴いたことがあります。費用は安くないのですがとはいえ振り返ればそれくらいはするなと。一方でコンテンツが詰まっているので、いわゆる価値ってその人によって変わるよなとふと思い出しました。

さてこの方はプロ講師だったので、講師業として何度も同じことを話すわけです。それが苦かどうか、多少つらくてもやれるとか、お客さんに届けたいからできるとか。それは色々なバランスがあれどまあ出来ると。

でも、同時に僕は全然違うことを思っていて、「プロで講師をやる」ことはこんなに大変なんだと。講師って大変だなと思ったんですね。なぜなら、僕は同じことを毎回話すって苦行でしかなくて、変えたいですから。ただ変えすぎると、それはコンテンツの維持とか質の担保にならないのでまあ厳しいのでしょう。いまとは時代がが少し異なるのもありますが。

今回の話に引き付ければ、別に誰もがプロ講師にならなくてもいいわけですよ。講師業をやる人が全てプロではないわけで。最もお金を取るならプロ意識がいるよねみたいなマインドセットとか姿勢は分かりますよ。話はそこではなくて、専業としたり、それだけを極めなくてもいいというか。

僕のスタンスは、ブリコラージュであったり、マルチポテンシャライトというか。そういうところで組み合わせてやるってことです。でないと、僕のアイデンティティ(笑)も消えますのでそこは必死ですよ。

だからこうです。僕は技術が求められても応えることができない、やらなかったともいえます。なので、適応としてそのために少し技術を使うというか。適応していくための技術を学ぶし、それを使う感じです。伝わりますかね?

そう考えると、複業で講師をするのもいいし、講師スキルを違うサービスに活かすのもいいと。例えば話すように書くなんてなかなかいいじゃないですか。

自分を定義したり、なんかキャッチコピーをつけるのも全然大事ですが、それ以上にこの技術とか適応とか、そして誰に価値を届けたいか。そこがブレるというか、そもそも考えてないとなかなかサービスとか、ビジネスとかって難しいよなあというところでした。

逆にいえば、そこがある程度固まっていれば、どんな小さいアイデアや物事も形にできるのではないかって蓋然性が増える、確率が増えるんですね。そういう応援をもっとしていきたいと。

小商いを作るってのはそういう一つの百姓一揆(笑)みたいなものですね。


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