魔法のアイデアは・・・ないと思います。

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魔法という表現が意味するのは、多くは「実現出来るとは思えないことが一瞬で解決する」というところで、ファンタジーや物語として「魔法」はあってもいいわけですね。ただ現実に「術」として「ファイヤー」と唱えると「火」が出るわけではない。薪とチャッカマンを用意して着火剤もですかね、それで火をつければいいじゃないですかと。

といっているのは、魔法のアイデア、でころっと騙されちゃう人もいるし、そういうことを「アイデア」に期待する人もいるというのが現実かと思います。

その社会性、僕はこれを多様性と感じるのですが、つまり、色々な人がいて、それを受け入れたくないけどそういう人がいるということを理解する、ある種苦手なものも見せられるというか、減らせてもゼロにはならいというか。ここが社会かなと思ったわけです。

今回は、そういった魔法のアイデアに飛びつかないための視点を書いてみます。

一度冷静になる癖をつける

最近もですがマルチ商法等が摘発されて問題になっていました。この構造は特定の商材や商品ということでなく、そのような仕組みを常にアプデして提供し続ける人たちがいて、要するに騙したい人がいると。そしてそれで「甘い汁」を吸えると思うしできてしまうのが実際なんですよね。当然それが長く続くことはないので、一瞬ですが。でもこういうとそうやって一瞬でもいいからという心理がざわざわとある感じもします。

一方で巻き込まれたくないけど気が弱いというか、意見を主張したり、その場で身体として逃げたり動けない、相手に悪いなんて思っちゃう人もいるんですよね。これも多様性です。

とにかく、決定に時間をかける、その場で決めない、冷静に対処するには、そういうイレギュラーと思われるシーンでやろうと「決心」しても意味がないです。というか有効でないというわけです。

常に何か判断する際に、2視点以上、出来れば3視点から考えていく。アイデアも一緒なんですよね。魔法のアイデアがないというのと同様に、魔法の儲け話もないんですね。

そういう冷静になる癖は、一朝一夕ではいかないので、なんか危ういなと言う人はすぐに取り組んで遅いことはないんじゃないかと。

発信者は常に心理をついてくる

そんな儲け話、とくに怪しい話なんて分かるから広がらないし、そこで終わると思いたいわけですよ。騙されてないとか、あまり接触がない人はそうだと思います。

まさにこの感覚こそ、他人の感覚を共有できない、または想像できないということを二重の意味で証明してしまっている気がします。僕も完全にはわからないので想像ですよ。ただ、心理を常に巧みに突いてくる。心理のプロといってもいい(当然褒められるものでなく、批判されるものですが)。

そういう人とやりあって勝とうとか、出し抜くのは無理筋で、逃げたほうがいいです。徹底的に逃げまくる。そういう姿勢もですが、情報や人などの対象としたくない人から距離を取る。

情報過剰時代といってもいいのでそれがまさにルールというか、マイルールの生き方して普通になっているんじゃないかなと。

そして、彼ら彼女らはハンターとして常に心理を伺い狙ってきます。「美味しい話に興味ないですか?」なんて怪しい感じで来ないわけです。文脈を生成して「ちょっと信頼が出たら速攻狩ってくる」(笑)わけですね。

心理学も手段というか、心理も手段としてガンガン使ってくる。まあ怖いかもしれませんが、実際にそういうわけですよね。AIもガンガン使ってくると。悪貨は良貨を駆逐するではないですが、そういうところで、悪いAI活用でAIが進化するのもなんともいえないですが、全てにおいてありがちですね。

大逆転思考の人はご用心!

何か一発で変えられると思いたい!その気持ちを否定はしません。ただそういうように世の中はなってない。可能性は限りなくゼロに近い。そういうのがあるので、地道な動きや鍛錬が大事なんですね。自戒をこめてますよ(笑)

取り戻すなんて考えなくてよくて、生きていればやっぱ楽しいこともあるし、良いこともある。最も誰にでも言えるわけではないんですが、そういうように思える瞬間があればやはり幸せで豊かなんじゃないかと。

そういう人にとってもですが、魔法のアイデアなんてなくて、地道なアイデアしかないんですね。そうやって非魔法のアイデア=地道なアイデア、それで地味に地味にやっていくと。

目立ったり映えるのが好きな人には耐えられないかもしれませんが、僕の調べ(笑)では、目立ちたい人ってかなりレアです。という意味で魔法のアイデアがあると思うことは止めないですが、多分ないので、地道に考えたり自分で見つけたりというアイデアを、それこそアイデアの種まきですね、愛でてて育てる感覚が大事なんじゃないかと。

そういう感覚をしていれば、一瞬でアイデアというか、魔法風アイデアを見抜けるんじゃないかなと思った次第です。

そういう意味でやはり、アイデア思考とは、思考であるので自身の考えかたを鍛えたり、軸を見つけられるかもしれないですね。
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