調べることはいわゆる直観派であったり、理論や理屈は窮屈と考える人にとっては面倒くさいことなんだろうと感じます。
もっといえば、マーケティング理論のように進めば苦労はしない。それこそ経営学教授がなぜお金持ちではないのか?そこまでいかなくてもなぜ経営しないのか?なんてツッコミもありそうです。
そもそも研究としての経営学と別物であるのでこのツッコミはズレているのですが、まあ思うのはなるほどなと思います。
今回は調べればアイデアが出るとは一体なにか、そこを簡単に書いてみます。
なんだろう?と思ったことを記録する
まず気になったことがなにかを日常で見つける必要があります。
格好良くいえば「課題発見」です。この発見数の数だけチャンスが出ると思えば楽しくないですか?楽しいならどんどんやりましょう。つまらないなら、面白くやるという感じでしょうか。やや乱暴ですが。
ここでなんだろう?不思議だな、意外だな、想定と違っていた、もっと違うものだと思った、言い換えたり同じのものがあるわけですが「なんだろう?」を記録することがポイントです。
調べることを記録する。これなんだっけ?ということを頭では忘れるので、紙やデジタルでメモしましょう。
なんだろう?と思ったことを調べる
次にメモで調べることがあったら調べましょう。
Google検索=調べる、だけでなく、人に聴く、図書館へ行く、自分で考えるなど様々な方法があります。例えば分からないことはいくらでもあって、非上場企業の売上なんて普通分からないです。ではどうすればいいか?
魔法はないので、どういうものなら分かるか、分からないのかなどもこういう調べる行為で見えてきます。
調べたことは当然メモしておきましょう。あなたの血肉、糧となります。あなたを助けることになるでしょう。
調べる癖をつける
なんだろう?→メモする→調べる→メモする
これらを繰り返すというわけですね。そうすると、インプットは増えるし、発見能力も磨かれます。
世の中のアイデアマンはこれを自ずとやっていて、かつ楽しんでやっているかなと見ていて思います。調べ魔とかメモ魔みたいな「なんとか魔」がつくイメージです。楽しんでいるので止められないわけです(笑)
バイアスには気をつける
最後にバイアスです。
調べたデータや考えたことはそれが全てだと思い込みたいですよね。
でも、そうではないことがほとんどなので、バイアスは誰でも発生するし持つので、「バイアスがある」前提で話せばいいと。理解すればいいというわけです。
態度としては調べるしメモするけど、それでないこともいっぱいある。これがいい感じの態度かなと。
調べを制するものはアイデアを制する、かもしれません。