【ここまでのまとめ的な】中学生レベルの基礎からやり直し!第12回「品詞とは」

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【ここまでのまとめ的な】中学生レベルの基礎からやり直し!第12回「品詞とは」

参考
・中学英語をひとつひとつわかりやすく(山田暢彦)(学研)
・Essential Grammar In Use(Raymond Murphy)ケンブリッジ大学出版
・ネイティブが使っている43のテクニックで英語が楽しくなる(関正生)(高橋書店)
・自分の知識

今回は「品詞」について書きます。
ここまで動詞、代名詞、形容詞、副詞、前置詞などを扱いました。これらは品詞の一部です。英語の単語はさまざまなものがありますが、その働きに分けて分類します。これを品詞と言います。10種類ほど紹介します。

例えば 
名詞→ものや人の名前です。〜こと、〜もの と訳すことが多いです。cat, Takashi, money, water, books, Japanなどです。主語(〜は)や目的語(〜を)になります。

代名詞→名詞を繰り返して呼ぶときに、いちいち「たかしが〜、そんで、たかしが〜」と繰り返さないために、「たかし」の代わりに「彼」(him)と呼びます。これを代名詞と言います。
He, She, We, it, this, thatなど。

動詞→be動詞(isやamのような「〜です・〜である」という言葉)と一般動詞(goやtakeやeatのような無数にある、人間の動きを表す言葉)に分かれますね。

助動詞→動詞を助ける、とかいて助動詞。つまり、動詞のニュアンス・強弱を微調整する言葉です。I play tennis.は、I can play tennis.とcanを付けることで「〜できる」という意味になります。

また、must(〜しなくてはいけない)という言葉も存在します。I do my homework.「私は宿題をやる」という文章はI must do my homework.「私は宿題をやらなくてはいけない」となります。他にも、should「〜するべき」、may「〜かもしれない」、will「〜するつもり」などの表現がありますね。

形容詞→第9回で扱いました。小さな犬(a small dog)、という言葉は、「小さい」(small)+「犬」(a dog)に分けることができます。この「小さな」(small)が「形容詞」です。他にも、good「良い」big「大きい」white「白の」many「たくさんの」などたくさんの形容詞がありますね。

文としては、主に2パターンで、This is a big house.「これは大きい家です」のように「形容詞+名詞」の順番になるパターンと、もう一つは、This house is a big.「この家は大きい」のように「(be)動詞+形容詞」となるパターンがあります。

副詞→第9回で扱いました。「ゆっくり歩く」(I walk slowly.)のように、「ゆっくり」(slowly)という言葉は「歩く」(walk)という動詞を修飾(飾る・意味を付け加える)しています。この「ゆっくり」にあたる言葉が「副詞」です。

他にも例えば、Please speak slowly.という文章の「slowly」は副詞ですし、She works hard.「彼女は一生懸命に働く」のhard「一生懸命に」も副詞です。

前置詞→英文を見ていると、I live in Nagoya.とかThe train leaves from Tokyo to Yokohama.とかSee you on Friday.や、the United States of Americaのように、inやfromやtoやonやofといった比較的短めの単語がありますね。これらを前置詞と言います。

基本的に、範囲や、場所や、方向、時間などを表す際に使われる言葉です。I live in Nagoya.だったら「私は名古屋に住んでいる」live inのinは「〜に」という意味ですね。The train leaves from Tokyo to Yokohama.だったら、fromは「〜から」、toは「〜へ」という意味ですね。そのような感じです。

接続詞→文と文をつなぐもの、それが接続詞です。
例えば、I go to the park and play tennis.(私は公園へ行き、テニスをする)この場合、I go to the park.とI play tennis.という二つの文がありますね。その二つを繋いでいるのが(接続詞)の”and”です。


他にも、but(しかし)やwhen(〜するとき)などいくつか種類がありますね。
It’s a nice house, but it doesn’t have a garden.(それは素敵な家だけど、庭がないですね)
When you’re tired, don’t drive.(あなたが疲れているときは、運転しないで)

冠詞→冠詞とは、名刺の前につくaやtheのような言葉です。その名詞が「初めて出てきたもの」なのか「すでに話題に上がっていて、(会話している)お互いに何を指すかがわかっている」のかどうかなどの違いがあります。

例えば、This is a pen.という文では いきなり、ペンが一本登場します。なんの変哲もない、ペンが一本ある。といっています。誰のペンかもどこで手に入れたかも、この時点ではわからないけど、とりあえず、ペンがある、といっています。

一方で、This is a pen. The pen is mine.こうなると、二つ目のpenではThe pen「その」となっています。ひとつ前に出てきたペンのことをいっているので、Theをつけることができます。「そのペンは私のものです」という意味で、Theをつけると、よりそれがどんなペンなのかが詳しく、くっきり、はっきりする感じですね。

Can I ask a question?「ひとつ質問しても良いですか?」(とりあえず、ひとつ、質問をする、ということですね)
There’s a woman at the bus stop.「バス停に女性が1人います」(どんな女性が、具体的に誰か、はわからないけど、とりあえず、そこには「女性が1人」いる、ということですね)

Can you open a window?「窓を開けてもらえますか?」(そこにはいくつか窓があって、とりあえず、どれでもいいから、一つの窓を開けてくれないか、という意味ですね)
Can you open the window?「(指でも示しながら)(その・あの)窓を開けてもらえませんか」(どれでもいいというわけではなくて、明確に、「これ・その」という風にお互いにどれかがわかっている、ということですね)


間投詞→声かけや喜びや驚きを表す言葉ですね。Wow!とかOh!とか、Hey!など、ちょっとした感情表現として使われますね。

はい今回は割と書いたと思います。いかがでしょうか。
次回は否定文の作り方をやりたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!!
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