あなたは整体やマッサージ・接骨院などに行ったときにこんなことを言われませんでしたか?
・身体が歪んでいますね。
・背骨が曲がっているので体が右にカーブしていますよ。
・骨盤の歪みが出ているので、矯正してまっすぐにしましょう。 など
もちろん、これ自体は間違っていないと思います。
そして、身体の歪みが不調の原因になっていることも多いでしょう。
でも、不思議なことに明らかに体が歪んでいるように見えるのに「痛みも不調も何もないんですよ」とお元気な人もいます。
この違いは何なんでしょう?
実は、ここで衝撃的な話をします。
人の身体は歪んでいて当たり前!なんです。
だって、そもそも人間の体は必ずしも左右対称には出来ていないからです。
それは右と左とでは果たす役割が違うからということからも分かりますよね。
ちょっと考えてみて下さい。
人間の体には一つしかない内臓がたくさんあります。
たとえば、「胃」「心臓」「肝臓」 などです。
もし、「胃」と「心臓」の重さや形が同じであれば左右対称になるかもしれませんが、あなたもご存知のようにまったく同じではありません。
もっと言うなら内臓が納まっている場所も左右対称ではありません。
ですので、体が完全に左右対称になることはありません。
むしろ、改めて考えてみるとそうなっている方がおかしいと思いませんか?
身体の組織(内臓・筋肉・骨など)はそれぞれ出来ることが決まっています。
「腕を前に曲げるための筋肉」は決して「横に曲げるための筋肉」ではありません。
同じように「膝を伸ばすための筋肉」は「股関節を伸ばすための筋肉」ではありません。
つまり、その組織が出来ること以上のことは本来は出来ないということです。
でも、同じ姿勢ばかりで全体的に体を使えなくなってしまうと本来の役割以上に頑張って働かなければならない組織が出てきます。
それが、オーバーワークを引き起こして「痛み」「不調」となって、体の内部で何が起こっているのかを私たちに知らせようとしてくれています。
私たちも自分の仕事以上に人の仕事を手伝ったり、やらざるを得ない状況になって余計な仕事をすると疲れて動けなくなりますよね。
それと同じようなものだと思ってください(笑)
今日のブログのポイント
①人の体は左右対称ではない
②体を調整する目的は体本来の動きが出来るようになること
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