②連れ子のママ*

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〜13年前、シングルマザーだったわたしと7才の娘が
だんなさん、7才のお兄ちゃん、8才のお姉ちゃんと
一緒に作り上げた「家族」のお話です。〜


子供たちそれぞれの性格や性質が違うのも
育った環境が違うことも、難しく感じる理由のひとつですが

自分の気持ちを不安にさせてしまう材料が
連れ子ちゃんたちのママの存在でした。

離婚後、だんなさんはシングルファザーになりましたが
子供たちの面会は当然続いていました。
わたしと再婚したって、それは変わりません。
変わる事があってはいけません。。

でも、わたしは苦しかった。
自分ひとりでも、あなたたちのママとしてわたしは合格か、
なんて自問自答する日々。。
そんな中、半年に一回くらい、
ママとの大イベントをたのしむふたり。

「いってらっしゃーい」
「いってきまーす」
と笑顔で手を振る。

娘もさびしいだろうからと、おばあちゃんの家に遊びに行き、
ふたりが帰るタイミングに合わせて帰ってくる。

迎え入れるときは、いつも少し苦しい。
娘も大好きなおばあちゃんと離れたくない。
ふたりも大好きなママとの別れはつらい。。

やっぱり本当のママには敵わないや、、
当たり前のことを受け入れたくない自分。

わたしが日々どれだけがんばっていようと
それと親子の関係は、無関係だ。

強固な絆に嫉妬しても、なにも生まれない。。


それなのに、そんな小さな子に、
「泣いたらママが悲しむ」
と、気を遣わせてトイレで泣かせたり、
わざと明るく笑ってもらったり、
なんて弱っちいママだったんだろうわたし。

そして、なんて優しい子たちだったんだろう。
わたしの3人のかわいい子供たち











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