こんにちは皆様。
会社を経営していると、考えなければ為らない事が有る。
それは何かと言うと、自分が仕事が出来なくなった時に、どう引き継ぎをするのかという事だ。
誰もが自分が病気になるとか、動けなくなるとか、死ぬとかは、縁起でもないと考えたくないだろう。
会社組織だとそうはいって居られない、自分が居ても居なくても、組織は動いていくのだから。
夫と経営側に居た時期には考えていた。自分がここで居なくなったらどうするかな。
夫に聞くと「お前もしている仕事は、お金さえ払えば税理士や事務員が出来る、俺の仕事は違う、」との話だった。
確かにそうかも知れないけど、その頃銀行との付き合いや、次にどうした方が良いかを言ってたから、全部が全部そうじゃ無いよね。
社長である夫が急死したらどうするかも考えていた、その時には私が責任を負う、ああー、役員の給与って責任の重さなんだななんて思っていた。
中小企業や町工場何かは、責任を役員が負うけど、ちょっと大きい所はそうじゃ無いってのも、その頃理解したよね。
中国進出の時期、親会社の○○電機が中国進出を決めたと言ってきた、だから仕事は極端に減るよと言う話。
その頃には中国も進出企業が多くて、問題も有るのが解っていたので、何で今頃とか感じていた。
よく知っている役員に聞いたら、これがビックリの理由だった。
先ず経産省が出来るだけ中国に行く様にと勧められたようで、日本で続けるのは利益に為らないと言われたらしい、そこで会議をしたらしいです。
その会議が又驚きの会議だったらしいですよ。
ある程度、メリット、デメリットを話し合った所で、役員で多数決だそうですよ。
小学校の終礼か!
そこで問題に為った時には「皆で決めたよな、だから自分の所為じゃないよな。」となるそうです。(実際に会議に出て反対票を投じた役員談)
大きい企業はええな~、上に行ったら責任取らんでええんやもんな、そんな風に思っていた。
だけどそんな環境が今の状態を作ってるのかも知れないから、今を生きる若者は大変やね。(他人事かーい)
これからはきっと責任を取る社会になると思うよ、ちょっと前は政治家も会社役員も責任取らんかったけど、それはあかん。
誰もが責任を取る社会、先ずは選挙からかもね。