事実の積み重ね

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こんにちは皆様。
「ノームチョムスキーのメディアコントロール」は海外ではメディアリテラシーの基本を学ぶためのバイブル的な本になっているらしく、以前娘の英会話の家庭教師の方が、我が家の本棚を見て驚いていた。

「これ誰が読んでるの?」と彼。(因みにその方はカタカナ、ひらがなしか読めないと言っていた)

「お母さん。」と娘。

「この本、大学の時に授業で習って読んだよ、ママ読んでるの?凄いね。」と言ってくれたので、私に対する娘の評価がバク上がりして、ありがたいと思ったのを覚えている。

他にも柳田邦夫氏の事実の読み方などを読んで、何でもすぐには信じない様にしていて、出来る限りデータを取ろうとしている。

このご時世、情報やデータは思いっきり沢山手に入る、入りすぎてどう扱えば良いのか解らない位だが、兎に角事実を集めなければ、真実に行き着くのは到底不可能だ。

手に持ってある事実は多方面から見る必要が有って、一方向だけだと真実に近づくのは出来ない。

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人は自分の考えに近いものを選んで見てしまう、その方が自分にとって受け入れやすいから、自分にとって納得しやすいから、その事実を受け入れてしまう。

けれど、それが本当だろうか、本当は部屋の隅に埋もれているかも知れない。

生きていると本質はとか真実はとか簡単に言ってしまうけど、沢山の事実の積み重ねによってしか真実が見えてこないのなら、生きている間に自分の真実にはお目に掛れない。

私たちは事実の積み重ねによって、真実かもしれない事実を手に入れるだけで、人生を終えるのかな。

今日はそんな事を考えてみた。

いつも、有難う御座います。


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