要らない共感にさよーなら

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コラム
こんにちは皆様。
今日は最後のハローワーク。
雨はやんで灰色雲が空を占拠している中、水たまりを避けながら歩いていく。
雨は止んだとはいえ、体に纏わりつく湿り気はまだ雨の物、身体に閉じ込めながら歩く。

歩くと不思議な物で、その日によって道の長さが違う、この道こんなに近かったっけと思う日もあれば、こんなに遠かったっけと思う日もある。

今日は遠い日だ、会社をしていた頃はハローワークは求人で来ていた、割と融通が利かないなーなんて思っていたし、ハローワークの紹介の人は続かなかったので、鬼門かーと思っていた。

自分が来る想像はしていなかった。

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ここに来れば最低限お金が入る、それがそこに居る人の共感となっている。

誰もが『なんとかしなきゃ』と思っていて、でも何ともできない、そこに向き合っているのだ。

ここに来れば何時もの現実。

手続きをする、最後の今日は何時もの人とは違う人が対応、少々の質問の後、あっさり終了。

これで終わりかーと思う、他とは違う独特の匂いや、丁寧にしようと努力して見える職員さん、また会うかも知れないけど、取り敢えずは終わってしまった。

必要な現実はもういい、これからは違う未来を拾ってやる、帰りには心に決めていた。

さよーなら、ハローワーク。

いつも、有難うございます。
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