占いジプシー、ヒーリングジプシーをやめるコツ

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ジプシーとは、本来はヨーロッパを中心に「渡り歩く」民族を意味する言葉だった。占いなどの業界では、この「渡り歩く」という部分を意味する比喩表現として用いられることが多い。


そもそも普通に生きていくうえで、占いやヒーリングを「必要」とする方は少ない。占いもヒーリングも基本的には「生活に潤いを与えてくれる贅沢品」であり、自分自身の認識をいくらか拡張してくれるものであり、「気休め」である。

こう言うと、ヒーラーがそんなこと言っていいのかと思われるかもしれないが、そもそも生きている以上すべての人が自分自身をヒーラーだと自覚しているのが、本当はよい。方法を知らなかったり、観測手段を持っていなかったりはするが、大抵の人はエネルギーを垂れ流しているし、エネルギーを吸ってもいる。つまりお互いに影響を与えている。

だから無理に周りが与えて与えて甘やかしていると、自分で吸う力が弱くなることがある。寝たきりや車椅子生活で足腰が弱るのに似ている。こういうとき本当に必要なのは、「与えてくれる」ヒーラーではなく、「リハビリ」である。

そして、生まれながらにして(少し語弊がある。生まれる前からか、あるいは生まれてきてから守られていると言うべきである。)他人の影響を受けにくい人というのは、別にヒーリングを受けるまでもなく、良くない氣はそもそも跳ね返すし、プロテクト技術を用いなくとも最初からダメージを受けないし、浄化に頼らなくてもピンピンしている。


はじめに言わなければならなかったが、すべての人に占いやヒーリングが必要でないのは、元々占い師並みの直感を携え、生きたヒーラーより強い力に守られているバグのような方がいるからだ。

この世のバグとでもいうべき人たちは、占いやヒーリングに触れなくとも当たり前のように占いに頼ったとき以上の選択肢を自力で引き当て、調子を崩さない。



では、占いやヒーリングに興味を持ち、実際に効果を体感し、だけど本物か偽者かわからないから色んな人のもとを歩き回るようになってしまった人はどうすればよいのか?



簡単である。正確に言えば、言うのは簡単である。
(行うのが難しいのは、目標に到達するまでの地図を持たないからだ。)

あなた自身が占い師並みの直感力と、ヒーラー並みのエネルギー操作を自力で行えるようになればよいだけである。たとえそこまで行けなかったとしても、「応急処置」程度はすぐに出来るようになる。
その入り口のひとつが、ペンデュラムを含む卜占とグラウンディングなのである。

なにひとつ自分で判断できないことが迷いを生んでいる理由であるから、自分自身できちんと判断が行えるようになれば、一切の迷いというのは消えてなくなる。
ここでいう自分で判断とは、他人に頭を下げたり対価を支払ったり遠慮しながら相談しなくとも、自分と何の見返りも求めずにいてくれる何ものかだけで、判断材料の精査と決断とを完了させられることをいう。

誰かに頼りさえすれば何とかなるという考え方では、旧車を大事に乗りたいと思ってもブレーキトラブルにディーラーが対応してくれなければ即廃車である。慢性的な病気の原因を見抜ける医者を引き当てるまで医院を延々と転戦するとか。本当は「できるようになりたいこと」があるはずなのに、沢山ある学習法に振り回されて何もできるようにならないといったことが起こる。

誰にも代われないことは自分でしなくてはならない。
そのひとつが、判断だ。何をもって現状の安全とするのか。あるいは危機察知の方法とするのか。何を使い、何は使わないのか。どれは習得し、どれは捨てるのか。

人生は有限だから、できることというのは限られている。
だが、その限界はほとんどの人が思っているよりも余裕がある。ただその余裕を気づかず食いつぶしてしまっていることが多いだけなのだ。

とりもなおさず、判断力が原因である。

本当に大切なのは、あなたがあなた自身を生きることである。

ほとんどの人が抱えている問題というのは、形を変えて何度も繰り返されているだけのことが多い。

ではでは。
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