常に聞き取れる状態をつくることの真の重要性

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占い
占いと、かかわり生きてきて気づいたことのひとつに、一部の占い師が不定期的に状態を崩す傾向があることが挙げられる。今回はなぜこのようなことが起こるのかについて、少し触れてみたい。

(調子を崩すことが多いのと、本物であるかどうかはまた別の話である。エネルギーワークを行わない占い師にもひたむきな方はたくさんおられる。このことは前もって述べておく。)

はじめに、エネルギーワークに類する技術をきちんと修めている占い師が状態を崩すことは稀である。

多くの場合、状態を崩している占い師というのはエネルギーワークを用いないか、あるいは知らないという方が多い。チャネリングの中でも特に憑依を利用する方にも多く散見される。そして多くの場合、エネルギーを観測する手段を持たないから、自分で気づくことができない。

僕もエネルギーワーカーになる前はそうだった。

状態をあまりにも崩すと、普段の生活にも影響が出てくる。なんらかの苦しさや、理由のつかめないダメージ、不幸、遠回りを強いられることがある。副腎疲労(腎臓近辺にある、ホルモン分泌を行う薄い臓器が過労によってうまく働かなくなる症状。昔は医師でも知らないことがあったが、最近は広く知られるようになってきている。)によく似た症状に襲われることもある。立ち上がろうにも氣力が損なわれているので、起き上がることも難しくなる。回復も遅くなり、身動きがとれなくなる。過去を思い出しては苦い気持ちになることも増える。人付き合いなどもってのほかだ。

このような状態で占いをするということは、自分自身を苛め抜いているに等しい。あなたにしかできないことがあるのだから、あなたが倒れてしまっては滞るのだということを忘れてはいけない。あなたのしあわせは、あらゆる存在にとってのしあわせだと肝に銘じるのがよい。

この問題は「グラウンディング」によって少なくとも表面的には、即時改善する。知っているか知らないかの差である。元より運の悪い人間などいないのだ。もちろんヒーラーをしたいのであれば細かい調整は他でする必要があるから十分ではないが、一般の方が行うエネルギーワークとしてはグラウンディングひとつで十分だと言っても過言ではない。(やり方は一通りではない。)


エネルギー的に不安定な状態で卜占を行う危険性というのは他にもある。本当に訊くべき相手に質問を投げかけられているかが分からなくなったり、見えている映像が本当にその存在から与えられたものなのか、自分自身の妄想なのかの判定が難しくなったり、酷いときには直感どころか直観までもがはたらかなくなって、少し考えれば矛盾に気づくような話を受け入れてしまうようになることだ。例を言えば、引いたカードが本当に必要なカードとずれるとか、カードを見ても何も思い浮かばない、依頼者の方の現状と真逆になる、といったことだ。

直感の鋭さとその人の健康状態とは比例関係にある。ただし絶対ではない。すべての病気から逃れられるのかというと、そうとはいえない。アレルギー疾患の多くは、エネルギー状態といっても過去への癒しの方が必要なこともあるし、エネルギー的に何の問題もないのに治らないということもある。(このあたりは僕もまだ勉強を続けている。おそらく物理的な環境因子が強く作用している。)少なくともエネルギー状態のよい人が感染症にかかることは稀である。大抵の場合、エネルギー的にダメージを受けた後感染し、抵抗できずに病気になる。


話を戻す。
いつでも占って正確かつ高速に答えを得ることができる状態を整えるということは、言い換えるまでもなく「自分自身の状態を理想に近く保つ」ということである。占い自体にかかる時間は、エネルギー的に整えていないときとくらべてはるかに早く正確になるから、多くの「お客様」に満足していただくことができるようになる。自分自身の負担も当然軽い。必然、自身の運も通常考えられているよりはるかによい。人にも恵まれる。心配事も少ない。(生きている限り完全になくなるというものではない。)自分の状態が一時的に良くないように見えてもうろたえない。(いくらでも改善する手立てがある。そのどれもが役に立たないときは、新しい方法を学ぶ良い機会だ。)不安を煽られることも滅多にない。(そして、不安に襲われたときは学びのチャンスでもある。)

エネルギーワークは一旦棚上げするとしても、自分自身が善く生きることと、占い師として大成することとはほとんど直結していると言ってよい。そういう意味でも多くの方が、簡便なエネルギーワークについては実践なさるのがよい。(複雑なものは相性のよい専門家に丸投げしてよい。)自分で自分の運を操作できると確信できれば、それがまた自信にも繋がる。また、一般の方にとっても、直感というのはないよりあったほうがよいと考えるがどうだろうか。


※なおヒーラーについては、エネルギーワークのほとんどは自分で行えなくてはならない。(仕事が舞い込んできたとき応急処置のひとつも他人の手を借りなくては行えないのでは、ヒーラーとしての業務に差し障る。最低限のボーダーラインが高くなることは意識したい。)


ではでは。


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