おはようございます、ヒロです。
私達は必ずと言っていいほど、人間関係で悩んでませんか?
例えば、
「こんなに言っているのに、あの人は何もわかってくれない。」
と思ったりしていませんか?
相手に問題がある場合もありますが、案外、私達の伝え方に問題があるのかも知れませんよ?
一緒に考えてみませんか?
人間は正論だけでは、、、
私達は他人を説得する時にどうやってしているでしょうか?
相手を論理的に説き伏せる事ばかり考えてませんか?
それも必要なのですが、肝心な事を忘れてませんか?
人間は正論だけでは動きません。
それに人間は利害で動くものですから、正しい事であろうとも、分かっていてしない事が多々あります。
国益より自身の保身を考える政治家なんて、その典型例でしょう?
では、その肝心な事とは何でしょうか?
3つの柱
人間を説得する時に大切なのは、相手の共感を得る事です。
感情面でも納得させる事です。
感情で納得しなければ、必ずシコリが残ります。
ウクライナのゼレンスキー大統領の演説をご覧になられたでしょうか?
共感を得る事がいかに大切かよく分かります。
政治家だって、共感を得ている人が当選するでしょう?
相手が感情から納得し、共感を得る事は説得において必須です。
その為には、まず自分が相手に信頼されているか、共感を得ているかどうかが大切です。
ここまで言えば、分かる人には分かるでしょう?
古代ギリシャの哲学者、アリストテレスの弁論術に書かれている事です。
①人格 ②感情 ③論理
他人を説得するには、この3つが必要不可欠です。
まず①人格ですが、簡単に言うと、「この人の言う事なら信頼できる。」と思われるかどうかです。
同じ弁護士とか医師でも、若手とベテランとでは、信頼度が違うでしょう?
ミシュランでも一つ星より三つ星の方が凄いと思いませんか?
お客さんが入っているお店の方が味が良さそうと思いませんか?
逆に考えて、泥棒が「盗みは良くない。」と言っても、誰が信じるかという話ですよね?
まず、相手が自分の人格をどう見ているかを考えなくてはなりません。
②感情ですが、これは大半の人は言わなくても分かるでしょう?
先ほども記載した通り、人間は感情だけでは動きません。
その時その時の感情があるし、自分の性格があるのと同じ様に相手にも千差万別の性格があります。
知性や理性あふれる人なら論理的に話せばよいでしょうが、傲慢な人ならどうでしょうか?
私達が相手より格上ならまだ良いですが、相手から格下と見られていたら、まず納得しないでしょう。
心の中ではともかく、態度には見せないでしょう。
何故なら、傲慢な人にとって、格下の人間から説かれるのはプライドが傷つくからです。
だから、相手の性格やその時の感情によってやり方を変える必要があります。
傲慢な人なら下から持ち上げる言い方の方がまだ良いでしょう。
③論理ですが、これはもうそのまま言葉通りです。
論理的に正しい事を話せばよいのです。
よくブログで使われる方法(私も多用してます。)のは、PREP法でしょうね。
論理に関しては、ロジカルシンキングや、それこそアリストテレスの弁論術を学ぶのが良いでしょう。
というより、これも必須です。
共感させる事
カウンセリングなどでは「共感的理解」が大切とよく言われ、日頃のコミュニケーションでも「共感する」のが大切と言われます。
私もそう思っていました。
共感する事、寄り添う事が大切と思っていました。
大半の人はそう思っている事でしょう。
しかし、様々な人と出会い、学んでいく内に「共感させる」方が大切と知りました。
逆に考えてみて下さい。
例えば、ココナラの相談サービスやカウンセリング。
相手が傾聴してくれて、寄り添い共感してくれれば、確かに嬉しいし心も癒されます。
否定せずに話を聴いてくれるというのは、大前提でしょう。
のっけから否定されたら、もう話す気にもなりませんからね。
心が弱っている時は尚更です。
しかし、自分が相手の話に共感できなかったら、悩みは解決できるでしょうか?
厳しい言い方ですが、話をただ聴くだけなら、優しい友人を持てば可能となります。
せっかくお金を払う訳ですから、解決に向けて進めたいと思いませんか?
人を説得させる為には、「共感させる」事が大切なのです。
私たちにとって、人間関係が上手くいくかは幸せになる為の必須項目です。
常に自身の言動や行動を振り返り改善に励めば、コミュニケーションは必ず上達します。
その為には悩みを吐き出し、自分をまず冷静に見つめなければなりません。
そんな機会を設けましたので、お試し版(500円)からでも如何でしょうか?