日記:「寂しい。」という相談について思うこと

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コラム
もちろん、ココナラでの電話相談での内容ではありませんのでご安心ください。僕が長年続けているほかの媒体での悩み相談の話です。

一定数、ある程度のスパンでこういう相談を受けます。
「仕事場から帰って、一人で家にいるとたまらなく寂しくなってつらい」

今回は日記として書いてるんで、この悩みがどう分析されて、どう解決すべきかというアプローチの話などは置いておきます。

ただ、僕の感じること。

今の世の中の人たちっていうのは、ほんとにみんな、苦しんでるんだなぁ。

僕が思うだけでほんとにそうかはわかりませんけれど、人間がまだ、生きていくだけで大変だったころ、
たとえば、シカやマンモスを追いかけて、獲物が1か月捕れないと家族そろって飢え死にする時代。
たとえば、朝から晩まで畑仕事をして、年貢を納めて、残った少しの食べ物で命をつないでいたころ。
きっと、ほとんどの人が、「おなか減った」とは思っても、「寂しい」とは悩まなかったと思うんですよね。

マズローの欲求階層じゃないですが、衣食住とだんだん足りていくごとに、だんだんと人間っていうのは高度な幸せを求めていくんだなぁと、すごく肌に感じて実感しますね。人間っていうのは悩み事を探す生き物なんじゃないかとすら思いますね。

現代でも、とりわけ僕のところに集まる相談についても、借金や生活費に関する悩みを持ってる人ってたくさんいらっしゃるんですよ。たぶんですけど、こういう方って、私生活でも配偶者や友人とそれなりにトラブルを抱えていることが見て取れますし、お金に余裕のある普通の人より困った人間関係にいらっしゃると思うんですよね。
それでも、ほとんどの場合、合わせて人間関係のことを相談されることはありません。不思議なもんですね。

ここまで読んでくださって、なんの話だよと思われる方もいらっしゃると思うんですが、僕が言いたいことはここまでを前提として、

毎日が、さびしいとかつらいってのは「大丈夫」なんですよってことなんですよ。

大丈夫っていうのは、別に人生が台無しになるような大きな問題でもないし、実は世の中のたくさんの人が同じことで悩んでいるんですよってことですね。

少なくとも自分で問題意識を持っていて、人に「寂しいんです」って言える人は、ちょっと一緒に解決策を探してくれる友人を見つけたり、自分で行動し見たりすると意外と簡単に現状が変わったりします。

いろいろな人の悩みや心に触れるたび、人の心の複雑さに、勉強させられる日々ですね。

では、明日も、よい一日を。
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