こんばんは、natsuです
最近ちょっぴり更新が増えております。
ここから冬にかけて、ちょっぴり難しい、そして何言ってるか良く分からないよっていうお話が続いていく可能性があるのですが(笑)、たった一人でも、たった一つでも・・・何か伝わるもの、ヒントになるものがあればいいな、そう願っています。
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さて今日は、「戻れる(還る)場所をみつけておく」という事をお伝えしたいなと思います。
皆さんは、戻れる(還る)場所と聞いて何をイメージしますか。
故郷でしょうか、気心の知れた友人でしょうか、最愛の恋人、パートナー、家族・・・色んなものをイメージされたでしょうか。
ここで伝えたい「戻れる(還る)場所」というのは、どんな時もここに戻ってくることが出来れば自分を取り戻せる、自分をリセットさせられる、自分が自分である事を思い出せる場所、です。
勿論、対象が人である必要はありません。
自分にとって大切な場所、空間、遊び、音楽、映画、過去の記憶、過去の思い出、なんでもよいのです。
特にその「戻れる(還る)場所」になり得る場所というのは、子供のような純粋さや無邪気さを伴っているものが多いです。思考ではなく感情・感覚をフルに使えるような場所です。こういう時の自分が好き、この瞬間の自分がたまらなく愛おしい、その感覚を抱ける瞬間の事です。
生きていると、自分を見失ったり、自分の居場所が分からなくなったり、方向性を見出せなくて絶望したり右往左往することが時にあると思います。
その時、その場所に留まり続ける事によって、どんどん暗闇に落ち続けてしまう事があります。
誰もが、好き好んで暗闇を選択して苦しむわけではありません。
苦しんで苦しんで暗闇を選択するしかないほど迷子になったり、あるいは無意識のうちに暗闇に落ちて気が付いたときには真っ暗で歩けなくなっていた、あるいは・・・絶望しきってそこに留まるしかなくなっているだけなのですね。
私は、暗闇に落ちる事が一概に悪いとは思っていません。
とんでもない悪になってしまう事も、人として最低最悪だと思うような感情思考が芽生える事があってもいいと思うのです。あって普通ですしね。
いっそ暗闇に落ちてしまった方が解決が一気に進む事もありますし、その体験経験がのちの大きな光に成り代わる事も多いですし、なにより、善悪の善だけの人間など誰一人いないからです。
この世は2つで1つ。
太陽と月があり、女性と男性があるように・・・闇があるならば光があり、そしてこの闇の大きさと光の大きさは比例していたりもします。
なので、まず・・・もし自分の中に闇を見つけたり、暗闇をみつけたり、影を見つけた時、その大きさや深さに嘆き悲しむのではなく、それと同じだけの大きさの光を持っている存在なのだという事を、想い出して欲しいなと思います。
自分の闇は深いなぁ、大きいなぁ・・・そう思ったら、ラッキーだと思ってください。同じだけの光も兼ね備えている事の証明になりますよ。(笑)
そして最初にお話した「戻る(還る)場所」なのですが、
その暗闇や寒くて寂しい場所に感情思考が行ってしまった時に・・・必ず元の自分に戻るための光(還る場所)があります。
それは、もしかしたら薄暗いライトのように弱弱しい光かもしれません。
まぶしくてしっかりみる事の出来ない大きな光かもしれません。
あたたかくて柔らかくて夢見心地のような光かもしれません。
歯を食いしばって手を伸ばさないと掴めないような光かもしれません。
いずれにしても、その「ひかり」が「戻る(還る)場所」です。
必ずあるはずなのです。
ここに来たら嬉しい気持ちになれる、楽しい気持ちになれる、ワクワク出来る、本来の自分らしくあれる、自分の良さを感じられる、大好きな自分であれる、そんな場所です。
そうだ、自分はここにいるべきではなかった。
そうだ、あの場所に行けば笑顔になれるんだった。
そうだ、あそこに戻ればゆっくり眠れるんだった。
そうだ、大好きな自分はここにあるんだった。
そうだ、この瞬間が自分を活き活きとさせてくれるんだった。
そうだ、あの場所に戻ろう(還ろう)。
必ずあるはずですよ。
それは、人かもしれません。物かもしれません。場所かもしれません。においかもしれません。音かもしれません。味かもしれません。幼少期の記憶かもしれません。
でも必ずありますよ。
それを、五感をフルに使って想い出して、特に秋から冬にかけていつでもそこに還れる準備をして欲しいなと思います。
いつでも自分の力で自分を取り戻しにいけるあなた様であってください。
誰かの力を借りるにしても、まずは借りにいけるあなた様である必要があります。
その為にも、自分を見失った時、暗闇に落ちてしまった時、とりあえず戻らないといけないなぁ、還らないといけないなぁ、そう思えるだけでも十分なので、いつでも自分を取り戻しに還ろうと思えるあなた様であること、その次に・・・その術を理解しているあなた様であって欲しいなと思います。
それではまた!
natsu