かんじょうをあびきる

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こんばんは、natsuです

今日は「感情を浴びきる」事についてお話したいなと思います。

日々の生活の中でちょっぴりネガティブな感情に包まれて「こんな感情を抱いてはいけない」、あるいは恋愛において社会的立場であったり複雑な恋愛である事よって「愛してはならない」、そんな風に自分の感情と葛藤して、蓋をしようとすることがあると思います。

気持ちに蓋をしよう、この感情を手放そう、そう自分にムチを打って、ぎゅっと目をつむって、身体に驚くほどの力を入れて、涙をいっぱい浮かべて、たくさんの傷を背負いながら、一生懸命「排除」しようとすることがあると思います。

私の鑑定の中で「手放し」の必要性を伝えられる方がとても多くおります。

私の使うオラクルカードさんとサポートしてくれる目に見えない者たちは、私とは違ってとっても厳格で・・・真面目でクールで現実的なメッセージを送ってくれるので、単刀直入にこういったワードを多く伝えられるのですが、

この手放しの真意は、ただ単純に無理やり放棄しなさい排除しなさいという意味合いではなく、手放さない事だけに執着しない事・・・つまり「手放さない未来と手放した未来をフラットに考えられるあなた様であって欲しい」という意味も同時に込められているのかなと感じています。

手放せたらどんなに楽だろう、手放すことが出来れば自分は変われるかもしれない、そう思うことがたくさんあると思います。

その時・・・咄嗟にその手放せない感情に対して傷ついたり直視する事から逃げたくなって邪険にしたり目を背けるという選択肢をとる事が多いと思うのですが、逆に「いい事も悪い事も徹底的に感情を浴びきる」選択肢もあるという事を忘れないで欲しいなと思います。

感情に向き合う事は、楽で嬉しい楽しいばかりではないので、目を背けたくなったり、考えないようにしたくなる事はたくさんあるのですが、徹底的に浴びきる事によって、後悔なく手放していける瞬間が訪れるものも、ありますよ。

勿論、必ず100%の方法ではないのですが、感情を徹底的に浴びきった時に見える世界も、あるのです。

その感情が自分の人生を大きく左右するようなものであればあるほどに、自分という人間を作り上げていく中で大きく影響をもたらした感情であればあるほどに「もう迷うものも悩むものもない」、そんな・・・嬉しいような悲しいような、もはやどの感情にも似つかない、ずっと心を占領していたスペースがからっぽになるような・・・悟りの境地(笑)のような感覚にたどり着く事も、あるんです。

浴びきって手放す事のメリットとしては、やはり徹底的に向き合ってるので後悔がない、迷いがなくなる、失う事への恐れや不安、そして手放せなかった感情に対する痛み悲しみがとても楽になっている状態でお別れすることが出来る、という事かもしれません。スッキリするといったイメージです。

ちなみに私個人のお話をすると、私は一度浴びた感情は良くも悪くも目を背ける事も逃げる事も出来ないところがあります。浴びたという事実は変わらない、そしてその時感じた感情が例えネガティブであろうとも、わざわざ忘れる必要も無かったことにする必要もないだろうと考えているところから来ているのかもしれませんが、いずれにしても、傷を負う事になったとしても、自分にとってあまり良い影響を与えないであろう感情であっても、わざわざ強制的に手放そうとしなくてもいい方法があるだろう、そう徹底的に心に潜って模索してしまうところがあります。

つまり、私は良くも悪くも感情を浴びたり受け入れる事に関しては得意でも、意識しないと「手放す事がとっても苦手」なのですね。(笑)

なので、手放せない、前に進めない、そう何度も涙する依頼者さんたちの気持ちは痛いほどわかります。頑張ろうとすればするほどに、何度もその問題に直面して躓いてしまうのですよね。本当に何度も何度も。

ですが、それを踏まえたとしても、手放すべき時、手放す事によって明るい未来に歩んでいける場合があるのもまた事実なので、だからこそ「手放し」の必要性を繰り返しお伝えしてるのですが、

その時、手放し=手から離す、という直球勝負だけではなく、手放し=徹底的に浴びきって離すタイミングを伺う、という変化球勝負もあるんだよ、という事をどこか頭の片隅においてもらえるといいなと思っています。

私は、時間労力を使ったとしても、変化球勝負が性に合っていますよ。

どちらを選んでも辛く悲しい時があると思うので、どちらが自分に向いているだろう、どちらが自分にとって後悔が残らないだろう、どちらが自分を可愛がれる選択になるだろう、そんな所から考えてみるのもいいかもしれません。

それではまた!
natsu










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