ツイノベ 146-150

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小説
長い髪が好きと言うから、髪の毛を切った。青色が好きと言うから、緑の服を着た。星が好きと言うから、地面の水たまりを見た。甘いものが好きと言うから、辛いものを食べた。恋愛物が好きと言うから、SF作品を読んだ。それでも、私が好きと言うから、なぜだろう。なにもしなかった/№146 あまのじゃくし
8文字の#twnovelと、スペースの1文字を除いた131文字で、短い文章を紡いでください。それがツイノベです。それが物語になります。どうぞお好きなように。どうぞお好きなように。これは見本です。では次に、あなたの物語を。どうぞお好きなように。どうぞお好きなように/№147 どうぞお好きなように
この中に一つだけ問違いがあります。探してみてください「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」/№148 問違い探し
冬になると、彼女と訪れた公園を思い出す。水の流れない噴水の絵を描いていた左手には、いくつもの吐きダコが滲んでいた。そっと写真を撮ったことに気づいた彼女は、なぜか哀しそうに見えた。今頃、君は、あの公園で泣いていて。今頃、渡り鳥も、あの公園で鳴いているのかもしれない/№149 代々木公園
その花は言葉を肥料としています。挨拶をしたり、愚痴をこぼしたり、花を告白相手の代わりにしたり。150個目の言葉を与えると、やがて橙色の花が咲き、種を落として枯れていきます。再び種を蒔いて、今、151個目の言葉を与えようとしています。花はまた、芽吹きを待っています/№150 花言葉



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