こんにちは。
今回は、食欲をテーマにお話していきたいと思います。
普段、加工食品や砂糖たっぷりのスイーツにお世話になっている方は参考にしてみてください。
食欲の仕組み
まず、人間をはじめとする生物は本来、太るようにできていません。
脳はエネルギーの過不足を管理して体重を一定に保っています。
つまり、生理的な食欲に従っていれば人間は太りません。
本来は消化管や脂肪から発するホルモンを受け取り、食欲が落ち着きます。
それではなぜ本来、太らないはずなのに現実に太る人がいるのか?
これは簡単に言うと脳が暴走を起こしているからです。
快楽性の食欲
こんな話があります。
エサに囲まれていてもネズミは太りません。
しかし、砂糖を置いておくとたちまち肥満になる。
そう、現代人は食欲を乱す刺激が多すぎるのです。
人間は本能的に砂糖、脂肪、塩を好むようにできています。
これは飢餓に対応する貴重なエネルギー源となるからです。
これらは自然界で頻繁に手に入るものではありませんでした。
しかし、現代ではそれらを満たすものが溢れ返っています。
代表的なところが、加工食品やファストフードです。
絶妙な技術を駆使して脳の報酬系を刺激します。
報酬系が刺激されると、また報酬を求めて快楽を求める回路が強化されていきます。
これが習慣化されクセになると抜け出すのにひと苦労するワケです。
改善プラン
まず、大前提はこれらを禁止にしないこと。
人間は禁止にすると、そのことが余計に気になる性質があります。
禁止にしようとするのではなく、代わりに行う実行プランを打ち立てることが重要です。
今回オススメする改善プランは主に3つあります
①食事内容を記録する
②置き換えのプランをつくる
③自然度の高い食品を心がける
それぞれ解説していきます。
①食事内容を記録する
まずは、食事内容を記録してみましょう。
依存度の高い食品は無意識に食べてしまっていることも多々あります。
1日の食事内容を余さず記録することで自分を客観的に見ることができます。
まずは、冷静に自分を見つめてみるところから始めていきましょう。
②置き換えのプランをつくる
間食で摂るであろう、スナック菓子やスイーツなどの食品を見直していきましょう。
決してこれらがダメなワケではありません。
しかし、これらは高カロリーの割に栄養価が低いです。
栄養価の低いエンプティカロリーを見直すだけでも、ダイエットの質は大分
変わっていきます。
プロテインドリンク、プリン、ゆで卵、ダークチョコレート、ナッツ類、チーズ、ギリシャヨーグルトなどがオススメです。
ジュースや間食で摂っている無意識のカロリーに気づくだけでも長期的に
大きな変化をもたらしてくれるかもしれません。
③栄養を摂る
当然ながら、栄養を摂ることは重要です。
1日あたりの体重×1g分を摂る。
糖質を少なくとも150gくらいは摂る。
極端なカロリー制限はしない。
これらを踏まえて、100歳のおばあちゃんが若いころに食べていなかったであろう加工食品を控える意識を持ってみましょう。
究極の食事術なんかを求めず自然度の高い食品を心がけるだけで大分改善を
図れるはずです。
まとめ
加工食品やファストフードはおいしいですし、私も大好きです。
便利ですし、頭ごなしに否定する姿勢は私は好きではありません。
大切なのは食べ物に操られてしまうのではなく、自由な選択肢を得ることです。
食という漢字は人を良くすると書きます。
あなたなりの人生を豊かにする食との向き合い方を見つけていきましょう!
では、また!
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