英文履歴書の書き方のコツ②

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元・外資系、人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。本日のテーマは、「英文履歴書は1ページ目が命」です。
私は25年間の外資人事時代に、100,000通の英文履歴書に目を通しています。膨大な量に思えますが、1通の英文履歴書を隅から隅まで全て読んだのでしょうか。

答えは残念ながらNOになります。

多分、70%くらいではないでしょうか。「こちらが一生懸命に提出している履歴書なのに、ひどい」と思われましたか? もちろん故意ではありません。離職率20%以上の組織での採用活動は、休む暇がなく多忙です。

受け取った英文履歴書を隅から隅まで読めるのは、

1. 応募数が少ない。
2. 採用担当者に時間的、ゆとりがある。

の2つのケースしかありません。どちらの発生率も低いです。

これが採用現場の実態だとすると、候補者が英文履歴書の書類選考突破して次の面接に辿りつくためには、いかに読みやすい履歴書にするかと、1ページ目をとにかく大事にすることが肝要です。

非常に忙しい時、1ページ目にインパクトがない候補者の英文履歴書の2ページめ以降は読まない可能性があるからです。読まなくてもおおよそ推測できてしまうというのが、正しい表現でしょうか。

1ページのオープニングであるSummaryのところに、業界・職種・何年の経験があるかを分かりやすく書きたいです。ここであまり良くない例は、以下の2つです。

1. Summaryが長すぎて概要になっていない。(まとめる力、地頭を疑われます)。

2. Summaryに性格的な強みも混ざっていて読みにくい。

1ページ目の冒頭Summaryと職歴の書き方を工夫して、2ページ目以降も読んでもらえる英文履歴書にしましょう。

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